
- いつか犬を飼いたい
- 料理好きだけど家事は楽したい
- 東証プライム市場上場企業の研究職
- 延床面積50坪の家(2022年12月入居)
- ハウスメーカー7社を比較しアイ工務店と契約
最終的にはアイ工務店と契約した私ですが、タマホームは最後の最後まで悩んだ候補でした。
タマホームの良いところは、どのハウスメーカーよりも安い価格で高品質な家を建てられることだと思います。
今回は、こだわりの詰め込んだ間取りと見積り書を公開します。
気になる坪単価も計算してみましたので、これから家を建てるあなたは必見です。
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タマホームの家の特徴
タマホームはローコスト住宅の代表格ですね。知名度も高いですし、引き渡し棟数も年間1万件に迫るなど、最大手メーカーのひとつです。
人気の商品は「大安心の家」と「木麗な家」の2つ。それぞれの特徴は次の通りです。
- 完全自由設計
- 耐震等級3相当
- 長期優良住宅が標準仕様
- 第一種換気システムが標準仕様
「大安心の家」は標準仕様のグレードが高いので、家の外観や内装の全てにこだわりたい方に向いています。
- 大安心の家より坪単価で約4万円安い
- 完全自由設計
- 長期優良住宅仕様は差額対応
- 住宅設備のグレードが少し低い
- 基本的な構造・耐震性・断熱性は大安心の家と同じ
- サービス可能なオプションが多い
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「木麗な家」の標準仕様は選択肢が若干少ないですが、グレードアップしたい部分だけ差額を支払うことで、好きなようにアレンジすることができます。
さらに、私の住む地域では、「木麗な家」のほうがサービスしてくれるオプションが多かったので、「木麗な家」を選びました。
たとえば、ガス乾燥機の乾太くんを無料で設置してくれると言っていました。
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タマホームで作る間取り
タマホームでは完全自由設計の家を建てることができます。
今回の間取りは色々とやりたいことを詰め込んだ結果、次のような床面積になりました。
1階の面積 | 81m2(24.5坪) |
2階の面積 | 65m2(19.7坪) |
総面積 | 146m2(44.2坪) |
単世帯で約44坪3LDKSの家になります。
見積もりは後ほど公開しますが、これだけ大きい家を建てても坪単価の安いタマホームなので予算内におさまりました。
間取りのこだわりポイントは次の3つです。
- 広々とした27帖のLDK
- 1階にランドリールーム
- 7帖のウォークインクローゼット
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1階の間取り
1階の間取りはこちら。


玄関はホールと合わせて約8帖あります。
濡れた洗濯物を2階に持っていくのは大変なので、1階にある約4帖のランドリールーム干せる間取りにこだわりました。
玄関ホールからLDKに入ると、長方形の27帖のLDKに入ります。
LDKの広さの間隔がよくわからないというあなたは、下の記事を参考にしてみてください。
【2022】注文住宅を買った理由「30歳の子無しサラリーマンの場合」
この長方形で広々としたLDKはこだわりのポイントで、キッチンからダイニングやリビングを見渡せる構造にしてもらいました。
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キッチンはアイランドキッチンです。タマホームの標準仕様はI型キッチンなので、アイランドキッチンは差額での対応になります。
幅も通常より大きく2.7mにしたので、差額は約47万円とのことでした。
LDKのパース図はこのような感じになります。


図面だけだとよくわかりませんが、絵にしてもらうとイメージが膨らみますね。
パース図はこちらから何も言わないと、毎回作ってくれるわけではないので、こまめに作って欲しいという要望を伝えておきましょう。
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2階の間取り
続いて2階の間取り。


洋室が3つに、約7帖のウォークインクローゼットとバルコニーがあります。
1階のLDKと合わせて、3LDKSになります。Sはウォークインクローゼット(ファミリークローク)のことです。
洋室は子どもの寝室(5.4帖)が2つに、夫婦の寝室が9.6帖です。収納が各部屋にもあるので、それぞれの荷物が増えても安心。
約7帖のウォークインクローゼットは、ファミリーで使っても十分な広さがありますね。
外観のパース図
この間取りで家を建てた場合の、外観はこのようになります。


駐車場は車2台分あり、リビングから見るお庭は高い塀で囲まれているので、目隠し効果はバッチリ。
パース図を作ってくれないハウスメーカーもありますが、タマホームはローコストメーカーと言えども、この辺りはしっかり作ってイメージを膨らませてくれるのでありがたいですね。
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タマホームの見積書を公開
今回つくった間取りの見積書はこちらです。


土地の価格1345万円を含んで、総額4510万円の家になります。
タマホームの見積書には次の8項目がありますので、それぞれ書き出してみます。
項目 | 金額 |
---|---|
本体工事費用 | 1669万円 |
オプション費用 | 215万円 |
付帯工事費用 | 121万円 |
設計・申請費用 | 85万円 |
ご紹介工事(外構含む) | 515万円 |
その他費用 | 236万円 |
諸費用 | 8万円 |
土地購入費用 | 1345万円 |
総合計 | 4510万円 |
見積りにあるように、家を建てるには、家本体の工事費用に加えて、水道や排水設備などの付帯工事費や各種申請費など色々とかかってきます。
ここでは、気になる家本体にかかわる費用と、なんだかやたらと高い外構費について見てみましょう。
家本体を作るのに必要な費用
家本体を作るためには、本体の価格(1669万円)に加えて、各種グレードアップのオプション費用(215万円)がかかります。
合わせると1884万円です。
この価格をベースに坪単価を後ほど考えていきます。
なお、値引きは厳しいと言われるタマホームですが、1坪辺り5000円の値引きで施工面積47.4坪の家なので、23.7万円の値引きをしてもらっています。
この値引きに加えて、タマホームで安く家を作る裏技的な方法がありますので、また別の記事に書く予定です。
⇒タマホームで値引きを最大限引き出す方法をまとめた記事を作成しましたので、よろしければ読んでみてください。


外構費用がやたら高いが…?
一般的に外構は100万円くらい見ておけば、最低限は何とかなると言われています。
しかし、今回の見積り価格はなんと410万円です。
値段が高い理由は、塀に化粧ブロックを使っているかららしいです。
「できるだけ安くおしゃれ」にという希望を出していたのですが、これはちょっと高いなと思いました。
競合していたアイ工務店では、コンクリート塀にしてしまうことで、タマホームの約半額の見積りを持ってきてくれたので、
このあたりの提案力ではアイ工務店に軍配が上がるのかなと思いました。
改めて、複数の会社を比較しながら家づくりをする大切さを実感したタイミングでした。
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坪単価を計算してみる
今回の間取りで作った場合の見積り価格は、家本体の価格1669万円とグレードアップオプション費用の215万円を足すと1884万円でしたね。
面積は延床面積が44.2坪で、
バルコニーを含めた施工面積は47.4坪でした。
この条件から坪単価を求めるとこのようになります。
延床面積基準 約42.6万円
施工面積基準 約39.7万円
このことから、タマホームの坪単価は約40万円ということが分かりました。
キッチンや化粧台・浴室をグレードアップしての価格なので、標準仕様で建てればさらに安く建てることができます。
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アイ工務店の間取りと見積書から坪単価を計算した記事はこちら↓


タマホームの家の感想
タマホームでは坪単価約40万円という低価格で十分品質の高い家を建てることができます。
しかも、間取りの制限は特にないので、新築の注文住宅ならではのこだわりを詰め込むことができます。
さらに、家本体の価格が安いので、オプションでやりたいことを詰め込んでも、他のハウスメーカーより安くおさめることも十分に可能だと思います。
そのため、コストパフォーマンスを追求した場合、最高のハウスメーカーなのではないかと思います。
しかし、私は最終的には契約しないという選択をしました。
その一番の理由は、担当の営業さんの提案力に不安を覚えたことでした。これついては別の記事にまとめます。
今でも、タマホームという会社は良い会社だと思っています。個人的には、私が選定した7社中で2番目の評価でした。
私は契約しなかったのですが、こんな人にはおすすめできると感じたことを書いてみます。
タマホームはこんなあなたにおすすめ
タマホームはおすすめできる人と、できない人にはっきり分かれると思います。
私なりの感想をまとめてみました。
こんなあなたにタマホームはおすすめ
- 設備のグレードはそこそこでよくて、とにかく安く家を作りたい
- 人気の大手メーカーで安心して家を建てたい
- 家の理想形を自分で考えられる
タマホームはどの大手ハウスメーカーよりも坪単価が安く、コスパが優れていると思います。
ただし、オプションで標準仕様から外れると、その追加費用は他のメーカーよりも比較的高いです。
また、営業さんと間取りを作り上げていきますが、営業さんの質のバラツキは大きいように感じます。
運よく優秀な営業さんがついてくれればいいですが、あまり期待しすぎず、自分で考えて提案している姿勢が必要かなと思います。
こんなあなたにはタマホームをおすすめしません
- 営業さんに手取り足取りアドバイスをしてほしい
- ブランド力のあるメーカーで家を建てたい
- 設備や内装にこだわりたい
先ほども書いたように、タマホームは担当の営業さんの質が家づくりに大きく影響してきます。
もちろん優秀な営業さんもたくさんいらっしゃいますが、そうではなかった場合は、自分で考えるか、担当者を変えてもらうかのどちらかになります。
いずれにしても、ちょっと苦労することになるかもしれませんね。
また、タマホームはCM等で知名度は高いのですが、坪単価の安いメーカーとして名が通っており、ブランド力が高いとは言い難いと思います。
そのため、周囲の方にブランドを自慢したい方には向いていないと思います。
さらに、見積書から分かるように、坪単価は安いのですが、オプションを追加すると結構な金額がかかります。
例えば、収納を1つ追加すると10万円以上したりします。
色々とこだわり過ぎると、結局他のメーカーと変わらないくらいの価格になってしまうので、
元からグレードの高いメーカーを検討したほうが良いでしょう。
その観点から、私はアイ工務店を選びました。


これから家を建てるあなたのファーストステップ
今回の記事でご紹介したように、タマホームは安さに魅力のあるメーカーです。
それでいて品質も良いので、若い世代を中心に人気があるのも頷けます。
ここで注意したいのが、他社も同様に、その会社にしかない魅力があるということです。
注文住宅を建てるのは誰しもが初めてですよね。
そこで大事になるのは、色々なメーカーの情報を入手すること。
情報の入手方法には、次の2つの方法があります。
- 気になる会社にアポをとって訪問
- ネットから希望を入力し、条件に合った会社に一括資料請求
①のメリットは、対面で希望を伝えるので、より詳細な希望を伝えやすいこと。さらに、営業さんの人柄も同時に判断することができます。
反対にデメリットは、
毎回打合せに出向いて数時間取られて疲弊してしまうことと、
営業さんとのかかわりができてしまうので断り難くなってしまうことです。
②のメリットは、家にいながら色々な会社の情報を入手することができることです。
デメリットは、対面ではないので、家づくりの希望の詳細を伝えにくいことです。
ネット資料請求をする場合に一番おすすめなのは、【PR】タウンライフ家づくり


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