- いつか犬を飼いたい
- 料理好きだけど家事は楽したい
- 東証プライム市場上場企業の研究職
- 延床面積50坪の家(2022年12月入居)
- ハウスメーカー7社を比較しアイ工務店と契約
私はアイ工務店と契約した時点の年齢は30歳でした。子どもはまだいなくて、将来的には子どもが2~3人くらい欲しいと思っています。
でも、もう少し夫婦2人の時間も楽しみたいな〜といった感じです。
そんな私たちですが、このタイミングで注文住宅を建てるデメリットよりもメリットの方が強いと思い、家を買うことを決心しました。
個人的な事情も多い記事になりますが、迷っている方の参考になればと思います。
- 子無し夫婦が注文住宅を買った理由
- 子どもがいないタイミングで家を買うメリット
- 家を作ると決めてから最初にすること
広いLDKでリラックスして過ごしたい
奥さんの第一希望は広い家。具体的には延床面積で50坪くらいを目指すことにしました。
家全体の広さとLDKの要望をまとめるとこんな感じです。
- 延床面積50坪くらい
- LDKは長方形で30帖以上
- キッチンの正面にテレビ配置
一貫してLDKは30帖という希望を出していました。
一般的には20帖くらいあれば十分と言われることもあり、30帖というのはどのハウスメーカーの営業員さんにもびっくりされました。
広さの感覚を知るために、10~30帖のLDKに適当に家具を置いてみます。なお、カリモク家具のシミュレーターを利用しました。
10帖にダイニングテーブルもソファも置くのはちょっと無理がありますね。
20帖になると普通に過ごせそうです。しかし、アイランドキッチンは厳しそう。
30帖にすると、アイランドキッチンを配置した上で余裕のある家事配置が可能みたいです。
30帖の広さがあれば、キッチンからリビングの様子やテレビを見ることができます。
しかし、打合せが進んで30帖のLDKを確保し、他の間取りもほぼ確定した段階で衝撃の事実が判明し、間取りを再変更することになってしまいました。。。
その影響もあり、当初予定していた住宅ローンでは足りなくなるという失敗にも陥りましたが、この話はまたの機会に書いていきます。
広いキッチンで料理したい+洗い物負担を減らしたい
私は料理をしてだれかに美味しいと言ってもらうのが大好きなので、予算の範囲内でキッチンにはこだわりたいと思っていました。
また、家族でワイワイ料理をするのも夢だったので、広々としていてグルグルできるアイランドキッチンを希望。
さらに、面倒くさがりな私たち夫婦は洗い物の負担も減らしたい。
そんな希望を叶えるために、次の5つのポイントでキッチンを選びました。
- アイランドキッチン
- リビングの様子を伺える対面キッチンにしたい
- キッチン幅は2600mm以上にしたい
- カップボードとキッチンの通路幅は1200mmくらいにしたい
- 大容量の海外製の食器洗浄機を取り付けて、洗い物を自動化したい
そもそもアイランドキッチンは比較的高いですし、キッチン幅も大きいほど高いです。
予算的には厳しいですが、どうしても実現したいポイントでした。それを叶えてくれたのがグラフテクトでした。
グラフテクトはキッチンの形が変わっても、サイズが大きくても価格がかわらないという良心設計。詳しくは別の記事にまとめますね。
家事負担を減らしたい
家事と言えば料理・洗濯・掃除・換気などがありますね。
基本的に面倒くさがりでズボラな私たち夫婦は極力家事を減らしたい。
それぞれの家事は設備の工夫で対応することにして、これらを実現できる家を作ることにしました。
- 料理⇒大容量食器洗浄機+ガラストップコンロ
- 洗濯⇒乾太くんの導入と、広いサニタリールーム(エアコン完備!)
- 掃除⇒ルンバなどのロボット掃除機を見た目よく隠せる場所を用意
- 換気⇒24時間の第一種熱交換換気システムを標準としているハウスメーカーを選ぶ
犬を飼いたい
実家では柴犬を飼っていました。
小学2年生からずっと一緒に暮らしていたので、溺愛していましたね。
今住んでいるアパートではペットを飼うことが禁止なので、飼いたくても飼うことができません。
奥さんは犬を飼ったことはありませんが、飼いたいという気持ちは同じ。
犬も飼いたいということも家を建てる気持ちを高めた要因になりました。
家賃を払うのがもったいない
支払った住宅ローンの一部は将来の資産となり得ますが、賃貸アパートの家賃は完全に他人のものになります。
毎月安くない金額をとられるので、それならばいっそローンを組んで住宅を買ってしまったほうが得なのでは?と考えるようになりました。
家を買うと固定資産税や修繕費もかかるので一概に得とは言い切れませんが、
やはり何も残らないものに毎月高いお金を払うのは何かもったいないような気がしてきてしまいました。
住宅ローンを働いているうちに返せる
- 総額5000万円のローン
- 30歳から65歳の35年で返す
- 働いているうちに返したい
家づくりにかけられる予算は月々の返済額を考えると4500万円くらいと考えていました。
まぁ、これは後ほど書きますが最終的には5000万円くらいになってしまった。。。
親からの贈与もなく、1馬力のフルローンです。
30歳から35年間なので完済は65歳になります。
私が働いている会社は65歳までは雇用が確保されているので、退社するときにローンも返し終えることができます。
無理に繰り上げ返済する必要がないというのは心の平穏に繋がると思い、住宅ローンを組む良いタイミングだと思いました。
逆に、子どもを生み終えてひと段落してから家を作り始めると、40歳くらいになってしまってるかもしれません。
そうなると、35年ローンの完済は75歳。さすがにそこまでは働いていたくありません。。。
子どもがいないので家づくりに集中できそう
家を完成させるためには、土地探しから始まり、間取りの熟考や各種手続きなど、やることが盛りだくさんです。
- 家づくりは体力が必要
- 営業さんや設計士さんも間違えることがある
- 間違いチェックと指摘するのも大変
実際に家づくりをして感じますが、本当に体力と時間を使います。
自分たちの問題だけであればまだよいのですが、設計士さんや営業さんも人間なので、間違いがあります。
それもたまにではなく、結構な頻度であります。
こちらとしては間違いで想定と違う間取りになったり、見積書が間違っていて価格が上がってしまっては困ります。
そのため、提出された書類を真剣に見直す必要があります。
そして、明らかな間違いをLINEなどで伝えるのですが、かなり神経を使ってしまい、疲弊することがありました。
私たちは子どもがいないので時には全力で家のことを考えることができますが、お子様がいる過程ではそうはいきませんよね。
この点で、子どもがいないうちに家づくりを始めてよかったなと感じています。
落ち着いて子育てできる環境を整備できる
私たち夫婦は、将来的には何人かの子どもがいる計画。
子どもがある程度育ってから家を作ると、せっかく慣れた幼稚園を移らないといけなくなったり、転校しないといけない場合があるかと思います。
または、子どもに合わせて土地の場所が制約されるかもしれません。
いずれにしても、子どもがいる状態で家づくりを一から始めるのは、子どもにも親にも少し負担なのかなと感じました。
そのため、家という拠点を予め準備しておくことで、落ち着いて子育てできる環境を作れると思っています。
家づくりはハウスメーカーを決めてからが本番
家づくりを始める前は、ハウスメーカーや工務店を選ぶことが最も重要なポイントだと考えていました。
もちろん、これも重要なのですが、ハウスメーカーを決めた後は、
間取りを決めたり、水回りを選びにショールームめぐりをしたり、外壁や壁紙を選んだり、外構を考えるなど色々とやることがあります。
私は、とても熟考してしまいましたが、今となっては、もう少しパパっと決めてしまっても良かったかな、、、と思うこともあります。
家の詳細を詰めていくための体力を残しておくためにも、ハウスメーカーや工務店選びは時間と体力を節約しつつ決める必要があります。
私は右も左も分からない状態から始めたので、スーモカウンターに突撃しました。ただ、現地に行かないといけないし、対面で営業員さんと会ってしまうと、断りにくい雰囲気にもなります。
最もやってほしくないのは、良く分からない状態でモデルハウスに突撃すること。
その理由と簡単な対策を書いていますので、家づくりに不安があるあなたは是非読んでみてください。