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- ハウスメーカー7社を比較しアイ工務店と契約
これまでに自己紹介を兼ねた家への要望と家を買うことにした理由を書いてきました。
今回は、7社を比較検討した結果、ハウスメーカーをアイ工務店に決めた理由を振り返っていきます。
タマホームとは最後まで迷っていたので、ちょいちょいタマホームとの比較も入ります。
アイ工務店も決して完璧ではなく、いくつもあるハウスメーカーや工務店の1つにすぎません。
これから注文住宅を建てる方が比較材料にしていただければと思います。
アイ工務店の魅力は次の5つに集約されると思います。
①営業さんの質
②会社の勢い
③標準レベルの高さ
④アフターサービス
⑤徹底したコストカット
順番に見ていきましょう。
- 契約者が語るアイ工務店の魅力
- アイ工務店の標準装備
- アイ工務店が大手より3割も安く提供できる理由
営業さんのレベルが高い
ハウスメーカーをアイ工務店に決めるまでに計7人の営業さんと会ってお話しました。
どの方とも2回以上、合計5時間以上はお話しましたが、まぁ良くも悪くも十人十色。
例えば、「私の事をお兄さんだと思ってなんでも聞いてください」と仰った他社の営業さんにちょっと面食らったこともありました。
そんな中、アイ工務店の営業さんの質が一番高く感じ、契約した大きな理由になりました。
ポイントは次の3つ。
- 設計提案力
- 質問への回答力
- 他社からの引き抜き
順に見ていきましょう。
設計提案力が高い
アイ工務店は余計な人員をカットしてコストを削減しているので、初期の間取りは担当営業さんが作ります。
初回の面談の前にこちらの大体の希望は伝えてあるので、オリジナルの間取り図を作ってくれていました。
なお、この時点では土地が確定していなかったので、比較的作図が難しそうな変形した土地で各社に依頼し、設計力を試させてもらっていました。
どの会社からも間取り図をもらいましたが、一番しっくり来たのがアイ工務店。
さらに、
と相談すると、すぐに
と教えてくれたりして頼りがいがありました。
広いリビングにしたいという希望も汲み取ってくれていて、唯一最初からメーターモジュールを提案してくれたのもアイ工務店でした。
アイ工務店がなかったらメーターモジュールという存在を知ることもなかったかも。
ちなみに、担当してくれた営業さんは建築科出身だったので、図面を書く知識も持ち合わせているとのこと。
営業さんは文系ばかりだと思っていなので、ちょっと意外。私も理系なので、通ずるものがあって相性が良かったのかも?
質問への回答が迅速で正確
打ち合わせはどの会社も毎回2時間以上におよび、色々なお話をします。
その中で、図面の説明であったり、資金計画や土地の情報などの事を相談します。
私は分からないことは何でも聞いてしまう性格なので、営業さんを困らせてしまうことも少なからずありました。
例えば、他の人の建築事例、床暖房や全館空調を導入する人の割合などの住宅のことはもちろんのこと、ローンや私生活の話などです。
どの営業さんも一生懸命答えてくださりますが、アイ工務店の営業さんが一番的確に返答してくださり、
とても気持ちよく会話を進めることができました。
次第に、経験豊富で頼れる感じがして、信頼できそうな人だなぁと思えるようになりました。
ほとんどの営業員は他社からのヘッドハンティング
アイ工務店の営業さんは、他の会社で優秀な成績を残して引き抜きされた方がほとんど。
例えば、私がお世話になっている支店には三井ホームや住友林業などの出身者がいると聞きました。
大手メーカーでも活躍していた方たちなので、質の高さは保証されています。
まだ知名度の高くないアイ工務店の契約者がどんどん伸びているのは、家自体の品質もありますが、営業さんのレベルの高さが一番影響しているように感じます。
家は営業さんと二人三脚で形にしていくので、これは結構大事なことです。
アイ工務店では、毎年契約数や顧客アンケート結果を踏まえた成績が発表されます。
しかも、1位から最下位までの全員を貼りだすという、なんとも恐ろしい会社です。
お給料も年齢に関係なしに、成績がよい順番に高いみたいです。
外資系みたいな給料体系の会社ですね。
そういった事情もあり、どの営業員さんもしっかりと顧客対応してくださいます。
会社に勢いがある
アイ工務店は会社の規模が急拡大中。
キャッチフレーズにもなっている”大手より3割安い適正価格で提供する”ということに惹かれる人は多いんでしょうね。
勢いを証明するポイントは「従業員数」と「売上成長」の2つです。
従業員数は設立11年で250倍に増加
アイ工務店は、元パナホームの社長である松下龍二氏が「家はもっと安く作れる」と言って独立した会社。
2010年にたった4人でスタートした会社が、いまでは従業員1000人を超える大企業に成長。約250倍の大幅な伸びです。
今後も支店をどんどん増やしていく計画なので、さらに従業員が増えて大きな会社になっていくことは疑いようがありません。
10年連続売上成長率No.1
従業員数だけでなく、もちろん売り上げも大幅に伸びています。
毎年2ケタの成長を続けており、2021年6月期は680億円の売上でした。
三井ホーム、積水ハウスやタマホーム等の大手メーカーが軒並み施工棟数を減らすなど住宅業界が低迷している中、驚異的ですね!
営業さんも優秀ですし、家の構造や設備もコストパフォーマンスに優れているので、当然といえば当然な気がします。
価格の割りに家の標準設備レベルが高い
アイ工務店の最大の特徴は比較的安い価格でハイグレードな家を建てられること。
坪単価は50-60万円くらいですが、標準で選べる設備のレベルが高いので、お値段以上の価値を感じます。
私が気に入ったポイントは次の5つです。
- 高気密高断熱
- 第一種換気
- サイディング(外壁)
- 水回りの標準仕様
- 柱や土台の素材
高気密高断熱の快適省エネ住宅
アイ工務店は高気密高断熱住宅だと公言しています。
2020年から標準の断熱仕様がグレードアップしていますので、一条工務店にも匹敵するような高性能住宅を標準で建築することができます。
詳しく書くと長くなってしまうので、別の記事にまとめる予定です。
24時間の第1種熱交換型換気が標準
新築の家には24時間の換気システムを備えることが法律で定められています。
換気のシステムには第1種~第3種まであります。簡単に言うと、第1種は吸気(家の中に外気を取り込む)と排気(家の空気を外に出す)の両方を機械で制御します。
第3種は排気だけを機械制御し、吸気は外壁に空けた穴から自然に取り入れます。第2種換気は一般住宅では使われません。
第1種換気に熱交換器を取り入れることで、吸気と排気の熱だけを入れ替えつつ新鮮な空気を取り入れることができます。
つまり、冬は外気を排気で温めてから家の中に導入することができるので、冷たい空気を入れないようにすることができます。
また、フィルターもついているので、大気中の花粉や汚れを除去する効果もあります。
まぁ、この汚れはフィルターに付着するわけで、ズボラな私は掃除を定期的にできるのか不安ですが。。。
厚さ18mmのサイディング(ニチハFugeプレミアム)を標準で選べる
サイディングって聞いたことありますか?私はありませんでした。。。
まぁ要は外壁です。
サイディングの厚さは14mmくらいのものも一般的に使われる中、アイ工務店ではニチハのFugeプレミアム18mmを選ぶことができます。
たった4mmの違いなんですが、堀の深い模様を入れることができるので、
建物の見た目の立派さが全然違うみたいです(インテリアコーディネーターさんが言っていました)。
ちなみにタマホームでもFugeプレミアムを選べますが、20万円くらいの差額を求められました。
アイ工務店は標準でも模様とか色も様々選ぶことができますので、モデルハウスの外で発色を確認したりします。その時の写真はこちらです。
標準仕様で選べるニチハのFugeプレミアムは耐久性も高く、30年間の保証がついています。
そのため、塗りなおしなどの必要がなく、メンテナンスコストを下げることができます。
メーカーが言うには、250万円も維持費を節約できるそう。これを差額無しで選べるのは嬉しい。
水回りのグレードも高い
アイ工務店は水回りのグレードもそこそこ高いです。
もちろん坪単価100万円を超えるようなメーカーよりはグレードが低いと思いますが、
タマホームのようなローコストメーカーよりは高いグレードが標準仕様になっています。
例えばLIXILのキッチンならタマホームはアレスタ(一番下のグレード)、アイ工務店はリシェル(一番上のグレード)が初期の見積に入っています。
初期の見積もりに入れておくキッチン、洗面化粧台やお風呂のグレードを下げればいくらでも見た目の価格を安くすることはできます。
その点、アイ工務店は標準仕様のグレードが高いです。
このおかげで、アイ工務店は契約時の見積もりと最終的な支払金額の乖離が少ないということでした。
柱と土台が全てヒノキ材など素材にもこだわっている(他社はウッドショックの影響大)
私も詳しくはないので詳細は書きませんが家の構造材はレッドウッドとホワイトウッドが使われます。
簡単に言えばレッドウッドの方が性能は良いが価格が高い。
ホワイトウッドは安いが腐りやすくシロアリにも食べられやすいという特徴があります。
多くの建築会社はコストを削減するために、ホワイトウッドも併用していることが一般的。
最近はウッドショックの影響もあり、ホワイトウッドの使用比率が増えているということでした。
他社がホワイトウッドを採用するのに対して、アイ工務店はホワイトウッドを使用しません。
構造柱や土台は全てヒノキの集成材ですし、他の部材もレッドウッドを使います。つまり、腐りにくく丈夫な家ができます。
ウッドショックの影響で、ヒノキの使用が難しくなっているようです。詳しくはお問い合わせください。
ただ安いだけではなく、安心して住める家を作れるのがアイ工務店の特徴ですね。
今後はいろいろな物価が上がり、家の価格もどんどん上がる傾向にあると思います。
価格は一度上がると下がることはないので、また上がる前に早めに家を建てたいですね。
標準仕様についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
アフター保証も充実
家は建てて終わりではなく、そこからが本当のスタートなので、アフターサービスの質も大事。
ハウスメーカーによっては60年保証などがありますが、大抵は途中からの有償点検の実施が条件です。
このあたりも、各社で比較してみるとよいでしょう。
ここからは、アイ工務店のアフター保証を見ていきます。
主要構造部・雨水侵入部・防蟻処理は無償20年保証
家に住むために必須の部分は20年間無料で保証してくれます。
必須な部分とは、構造耐力上必要な部分、雨水が侵入する部分、白蟻処理になります。
3カ月・1年・2年・5年・10年は無償点検です。
10年目の点検で工事が必要と判明すれば、無料で追加工事をして補修してくれます。
20年後に有償点検を受ければ、30年まで延長することが可能。雨漏りした家には住めませんし、安心ですね。
住宅設備10年保証
食器洗浄機を含むキッチンやトイレ、洗面化粧台などは10年間保証してくれます。
営業さんの話によると、10年間で1つか2つは壊れるので、これを無料で直せるのはメリットだと思うとのことでした。
似たような仕組みはトヨタホームにもありますが、アイ工務店のほうが保証してくれる範囲が広い。
徹底したコストカット
高性能で保証も充実した家を適切な価格で提供してくれるアイ工務店ですが、利益もしっかりと出しています。
利益がないと新たな拠点も作れませんし、会社がつぶれてしまっては元も子もありませんので、これからも健全な経営を続けていってほしいものです。
アイ工務店が家を適切な価格で売りつつ利益を出せるのは、徹底したコストカットによるものでしょう。
そのコストカットの秘密は次の3つ。
- 余計な営業をしない
- 過剰なカタログは作らない
- 広告を出さない
順番に見ていきます。
営業を希望しないお客さんには営業しない
どこのモデルハウスにいっても、アポなしにも関わらず営業員さんが寄ってきて、詳しくお話を聞かれます。
こちらとしては対して興味もないのに、住所や年収まで聞かれ、あとで営業電話が来ることもあります。
これではお互いに時間を損しているだけですね。
興味のないメーカーに時間をとられないためにも、明確な目的もなくモデルハウスに行くのはおすすめしません。
家づくりの最初にすべきことはこの記事の最後に書きます。
他のハウスメーカーとは異なり、アイ工務店は営業希望のお客さん意外は基本的に相手にしません。
興味を持っているお客さんだけに集中して営業するので、効率よくお客さんに契約してもらうことができます。
来場特典や過剰なカタログは作らない
色々なハウスメーカーを比べて思うのは、カタログを大量にくれる会社と、そうではない会社に別れること。
カタログをいっぱいくれたのはトヨタホームでしたね。
まぁ参考にはなるのですが、それだけ経費がかかっているのかと思うと、契約するのはちょっと尻込みしてしまいます。
対照的にアイ工務店はペラペラの紙切れ数枚程度で、コストも数十円しかかかっていないと思われるもののみ。
他の方がどう感じるかは分かりませんが、コストパフォーマンスを気にする私にとっては好印象でした!
広告を出さない
アイ工務店って知名度がいまいち無いですよね。それもそのはずで広告費にお金をかけていないんです。
その分のコストを家の値下げや優秀な社員を確保するためのお金にしているとのこと。
まぁCMを売って何億円も広告代理店やテレビ局に払うよりも、契約者としてはそっちのほう気持ちいいです!
どの会社も独自の特徴があるので比較が大事
ここまでアイ工務店の魅力を語ってきましたが、めちゃめちゃいい会社じゃん!
と思っていただけたでしょうか?そう思っていただけたら嬉しいことには嬉しいのですが、
ちょっと待ってほしいです。アイ工務店に限った話ではありませんが、もちろんデメリットもあります。
また別の機会に書きますが、ちょっとここヤバイんじゃないの?と思ったこともありました。
どの会社にも良いところと悪いところがあります。どんなことを気に入るかは施主によって千差万別でしょう。
ただ1つ言えるのは、各社の特徴をはっきりさせるためには、複数の会社を比較する必要があるということ。これが良い家を作る近道だと思います。
そのために利用したいのが、【PR】タウンライフ家づくり
業界で唯一、気になったハウスメーカーを自分で選んで、一括で見積りとあなたオリジナルの間取りを作って郵送してくれます。
もちろん、カタログも一緒に送ってくれます。
登録している会社は、一条工務店や積水ハウスを始めとした超大手メーカーを初め、厳しい審査に通過した優良メーカー600社以上です。
一例はこちらのような会社。
一括資料請求することで、ネットの情報だけでなく、各社が社運をかけて作った資料を入手することができます。
手順も簡単で、地域・家族構成・要望を入力するだけでOK。
あとは、条件に合致する会社が自動的にピックアップされるので、好きな会社を選んで資料請求するだけです。
勝手に個人情報が見知らぬハウスメーカーに送られることはないので安心してください。
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ただし、小さな工務店は登録されていないことが多いので、地場密着の気になる工務店がある方は、別途資料請求する必要があるので注意してください。
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こんなブログを書いている私が言うのも変ですが、ネットの情報をご自身で集めるよりも効率的に正しい情報を簡単に入手できます。
あなたの期待以上に素晴らしいハウスメーカーに出会える可能性も高いので、ぜひ利用してみましょう。
口コミや利用方法など、もっとくわしく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。