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- 延床面積50坪の家(2022年12月入居)
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土地を買ったことのない私たちにとって、土地購入までの流れは分からないことだらけ。
私の最も大きな失敗は土地探しのパートナー(専門家)選びでした。
パートナー選択を間違えなければ、トラブルを未然に防いだり、もっと有利な展開に持って行けたのではないかと思い後悔しています。
皆さんが失敗しないように、対策を考えてみましたのでぜひ最後まで読んでみてください。
- これから新築のための土地を買う方
- 土地を購入するときの流れを知りたい方
- 土地購入のトラブルを極力避けたい方
土地選びと購入の流れ
土地を持っていなかったので、ハウスメーカー選びと同時に土地も探していました。
しかし、土地探しの進め方もなにも分からなかった私たち夫婦。
ネット検索で土地を探してみてはいましたが、本格的に探し始めたのは、タマホームに紹介された不動産業者にパートナーになってもらってからでした。
この不動産業者がなかなか曲者で、不要な苦労をたくさんしました。。。
今回は、この土地選びと購入までの流れを振り返っていき、これから土地を買うあなたの参考にしていただければと思います。
土地探しのパートナーに不動産業者を選択
タマホームとの2回目の打合せのときに、土地の選び方を相談すると、ある不動産業者(業者Aとします)を紹介してもらいました。
従業員数人の会社でまだ新しい会社だったのですが、「タマホームが変な人を紹介しなかろう」と思い、信頼することにしました。
これが後々大失敗を招くこと。。。
ちなみに、土地の購入を進めるためには、次の3つの方法が代表的です。
①自分で土地を探し、売主に連絡をとる
②ハウスメーカーを窓口にして土地を探し、調査や連絡を代行してもらう
③第三者の不動産業者についてもらって、土地を探しと購入までを手伝ってもらう
基本的に、どのパターンでも仲介手数料などの費用は変わりません。
今回は、ハウスメーカーを決める前に土地探しも始めたので、③の第三者の不動産業者に土地を購入するまでの流れを教えてもらいながら進めました。
土地を一緒に見に行くことに
業者Aはこちらの希望を聞いて、いくつか土地を紹介してくれました。
しかし、いまいちピンとくる選択肢がなかったので、一緒に業者向けのアットホームのサイトで気になる土地を探していくことに。
このアットホームのサイトは、業者向け(有料)と個人向け(無料)があり、業者向けのほうが若干早く情報が公開されたり、少しだけ詳しく土地の情報が記載されているそうです。
業者向けの有料サイトと言っても、実感としてはいつも自分達が見ているアットホームとそれほど違いは感じませんでした
そして、気になる土地を4~5個ピックアップして、業者Aの車で現地まで見に行くことに。
しかし、どの土地もいまいちな気がしたので、この日は何も決めずに解散。
気に入った土地の法規制などを確認してもらう
翌日、ネット(アットホーム)で土地情報を見ていると、これは!と思う土地を発見。
業者Aに連絡すると、
いまから見に行きましょう!
と言ってくれたので、夜でしたが見に行くことに。
この頃は業者Aのレスポンスがめちゃくちゃ良かった。
現地を見てもやはり良い土地だと感じたので、ここにしたいと業者Aに告げました。
すると次の3点をすぐに確認してくるから、また明日連絡するということでした。
- 水道が敷地内まで来ているか
- 都市ガスが通っているか
- 崖条例やセットバックなどの規制がかかっていないか
大事なポイントなので、簡単に説明します。
水道管がきているか
住宅地であれば、大元の水道管は近くまで通っていると思います。
ただし、古い住宅であったり、駐車場だった土地の場合は、その土地まで水道管が引き込まれていなかったり、細すぎる場合があります。
この辺りは、不動産業者から役所への問い合わせと、現地の目視確認で調べてもらいました。
結果として、水道は引き込まれていていたので、追加工事は不要ということが分かり、一安心です。
都市ガスが通っているか
土地を探しているときは都市ガス希望でした。
都市ガスを使えるかどうかは、希望する土地の周辺の家がプロパンガスを置いているかどうかである程度判断できますが、一応不動産業者に確認してもらうと安心です。
今回は都市ガスの引き込みは問題なくできそうということでした。
ただし、最終的には都市ガスは辞めて、プロパンガスにすることにしました。
その理由はまた別の機会に。
崖条例やセットバックなどの規制がかかっていないか
これは結構厄介なのですが、何かしらの規制がかかっていることが多いです。
私が土地を探している過程では、崖条例(2m以上の崖に面する場合には補強が必要)やセットバック(4mの道路幅を確保するために土地を狭くしなければいけない)に引っかかることが多かったです。
自分で考えても良く分からないので、業者に確認しながら進めるとよいでしょう。
今回の土地も、ほんの少しだけセットバックを取られる可能性があるとのことでした。
販売業者へ値下げ交渉の連絡を入れてもらう
気に入った土地に大きな問題がないことを確認したので、業者Aを通じて、業者B(売主側の不動産業者)に値下げ交渉の連絡を入れてもらいました。
業者Aと相談した結果、定価1300万円のところ、1150万円で購入できないか交渉することにしました。
ライバルが出現したので購入価格を定価に値上げ
150万円の値下げは無理でも、いくらかの値下げは可能だろ~
と、甘い考えを持っている時期もありました。
しかし、残念ながら、ライバルの出現によりその夢は打ち砕かれることに。。。
私が交渉を入れた2日後に、1300万円で購入したいという希望が入ったそうです。
こうなると、私も購入金額を1300万円に引き上げなければなりません。
逆に言うと、1300万円で私が購入する意思を示せば、100%の確率で購入することができます。
最初はオークションの様に値段が吊り上がっていってしまうの??と心配になりましたが、そうならないように規制されているそうです。
こうして、無事(?)定価の1300万円で土地を購入することが確定しました。
土地の購入確定後の出来事
購入が確定したので、売主側の業者Bの事務所へ契約しに行きました。
契約書の中身を確認し、変なところは訂正してもらうなどはありましたが、大きな問題はなく契約完了。
土地契約後に測量を完了できないことが判明
が、しかし!
後日、契約の条件としていた測量を完了できないことが判明しました。
測量とは、土木業者が土地の大きさをきちっと測定し、その境界線を市(道路の持ち主)の担当者と近隣の住人の合意(境界線の確認)を得ることです。
今回の問題点は、昭和の頃に測定したデータと比べて、実際の道路幅が2cmだけ狭かったこと。
つまり、道路幅を4m確保しなければいけないところ、3.98mしかないということでした。
たった2cmですが、セットバックが必要になります。
私は特に異論も問題もないのですが、ここで近隣住人の方が反対。
反対する理由は、ここで認めてしまうと、自分の土地が将来的に狭くなる可能性があるのではないかということでした。
まぁ、気持ちは理解できます。
測量業者が住人の方と交渉するも、折り合いはつかず、結局合意は得られませんでした。
不動産業者Aと連絡もとらず困り果てる
アイ工務店さんの営業さんに確認すると、合意を得なくても家を建てることに支障はないとのこと。
そういうことであれば、いつまで粘っていても仕方ないので測量なしで進めることにしました。
でも、測量なしで、金額はそのままということでは納得できません。
ただし、契約書を見返しても、測量を完了できない場合については書いてない。。。
どう対応したらいいかわからなかったので、業者AにLINEで相談。
しかし、数日経っても返事が返ってこない。。。
そういえば、購入確定(業者Aに手数料が入ることも確定)後からやたら雑な対応をされているような気が。。。
実は業者Aへの仲介手数料は1150万円で購入したのと同じにしてくださいと値下げ交渉していてこれを呑んでくれていたのですが、何か気に触ったのか・・・?
どうにかしないといけなかったので、業者Aの会社に連絡したりして、何とか返事をもらいました。
すると、
測量は諦めた方がいいと思います。値下げして手を打つということ手段として考えられます
とのこと。
測量未完了分の値下げ交渉へ
業者Aに
いくらくらいの値下げで交渉したらいいですか?
と聞くと、
5万円程度だと思います。
という返答。
正直、5万円では到底納得できないので、業者Aの言うことは無視して、25万円の値下げで交渉することに笑。
売主側の業者Bとのやり取りはこんな感じでした。
測量が完了できないことにこちらの落ち度はないので、そちらの契約違反になります。その分を25万円の値下げで対応していただきたいです。25万円から一切譲歩する気はありません。
25万円は慣例的に、とてもじゃないけど無理かもしれません。こちらが値下げを受け入れられない場合は、契約が白紙になりますがそれでも大丈夫ですか?
とにかく25万円で土地所有者と相談してきてください。
と、若干脅されつつも、引かずに交渉。
業者Aも一応その場にいたのですが何も話さず。こちらも味方になるようは発言はなかったです。不信感は募るばかり。
25万円の値下げに成功
交渉の結果、測量を完了できない分を、25万円の値下げで対応するということになりました。
正直、25万円の値下げよりも、測量を完了してほしかったですが、無理を言っても仕方ないので、これで合意です。
このようなトラブルはあったものの、取り合えず気に入った土地を手に入れることができて一安心。
不動産業者は土地契約以降は関係を切りたがる
今回感じたのは、不動産業者Aの土地購入契約前後での露骨な対応の変化です。
契約前までは一生懸命迅速に色々なことを調べたり提案してきてくれたのに、契約した後はさっぱりです。
こちらが不安だから質問しているのに、1週間無視したり。
まぁ、不動産業者からすれば、自分に手数料が入ることが確定した時点で、それ以降は親切にするメリットが無いということだと思います。
後で聞くと、この業界では不評が目立つ人だったようなので、他の方はここまでひどくはないと思いますが、少なからずこういう傾向はあるのだと思います。
タマホームから紹介された業者だったので安心してしまったことが失敗でした。
この記事をここまで読んでくださったあなたが同じ失敗をしないような対策を考えてみます。
土地探しのコツはパートナーをハウスメーカーにしたほうが安心
土地探しは、ハウスメーカーも積極的に手伝ってくれるところがあります。
私が契約したアイ工務店でも、色々な土地の情報を積極的に出してくれました。
ただし、残念ながらその時には業者Aと知り合ってしまっていたので、土地に関してはあまり参考にしていませんでした。
今思えば、アイ工務店の営業さんと一緒に土地も決めていけばこんなことにはならなかったのに。。。とい感じてしまいます。
ハウスメーカーであれば、土地購入後も、家を建てたり、メンテナンスをしたり、関係は一生続くので、土地購入前後で態度が大きく変わったりもしないはず。
つまり、
土地探しも一生懸命やってくれる+間取りなどの提案力もあるハウスメーカーをパートナーにすることが最善です。
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土地探しもしてくれるハウスメーカーを選ぶ方法
ハウスメーカーは土地の売買では一銭も入りません。
なので、土地の紹介には興味のないハウスメーカーが多いのも事実。
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タウンライフ家づくりのメリットやデメリットなど、詳しくしたいあなたはこちらも記事も読んでみてください。
土地は一点物で同じ土地は世界のどこにも存在しません。
皆様が、土地探しの流れで余計な労力を使うことなく、良い土地を見つけられることを願っています。