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- ハウスメーカー7社を比較しアイ工務店と契約
アイ工務店と契約し、何回もの打合せを経て、ようやく間取り等の詳細設計やオプションも選び終わりました。しかし、総額を見ると予算大幅オーバー、、、一生懸命選んだオプションを削らなければいけない状況になりました。
どこを削ろうかなと見積書を眺めていると、10個ものミスを発見。これを指摘した結果、約43万円の減額となりました。会社を信頼しきってしまっては危険だなと再確認した出来事でした。
- 間取りとオプション選び後の見積り金額
- 見積りミス10ヶ所の詳細
- ミスに気が付くための方法
オプションを詰め込んだ見積もり総額
なんと、税込み33,096,792円!
約3300万円です。。。。税抜きでも約3000万円。税抜き価格で比較すると、契約時の価格(2400万円)から600万円アップ。そもそも予算にほとんど余裕を見ていなかったので、予算大幅オーバーです。
まぁ、やりたいことを全部入れたのでうすうす感づいてはいましたが、いざ現実を見せられるとなんだかちょっと悲しい気持ちにもなりました。。。
見積もり金額の内訳
金額の詳細はこんな感じ。メモ書きは特に気にしないでください。
ざっと抜粋して書き出してみます。
項目 | 費用(税抜き) |
---|---|
基準本体価格 | 15,885,615円(値引き分含む) |
面積増減費 | 3,528,008円 |
カーテン | 461,300円 |
照明 | 950,990円 |
エアコン | 281,000円 |
契約時サービス(値引き) | -1,408,000円 |
標準設計外工事(小計) | 2,647,440円 |
サッシ工事(小計) | 1,066,000円 |
バルコニー工事(小計) | 867,000円 |
内部仕上げ工事(小計) | 1,262,580円 |
収納工事(小計) | 1,260,730円 |
内部建具工事(小計) | 151,800円 |
住宅設備工事(小計) | 2,489,600円 |
電気設備工事(小計) | 339,230円 |
内部備品工事(小計) | 27,500円 |
屋外設備工事(小計) | 128,000円 |
気密測定費(小計) | 70,000円 |
総計 | 30,087,993円 |
ここから予算の都合上あきらめるものを選んで、変更契約を結んだら着工になります。
しかし!この大事な見積もり書にミスがあることが判明しました。今回は、どんなミスがあったのか、見ていこうと思います。
見積書にあった10箇所のミス
家に返ってから見積もり書をじっくりと眺めると、なんとなくちょっと高いところがあるような気がして違和感を感じました。
そこで、契約時などの過去にもらった見積書と比較しながら1項目ずつ見ていくと、なんと10個もの間違いを発見。
発見したミスはこちら↓
- 基準本体価格が謎に高くなっていた(差額80,000円)
- 契約時の延床面積が違っていた
- 区画数が謎に1区画増えていた(差額88,000円)
- 契約時に目隠し壁の価格を入れ忘れていた
- 一部の窓の値段が何故か上がっている(差額14,400円×3箇所)
- 変更した床材の値段が聞いていたより高い(差額210,000円)
- 過去の見積もりで収納1つの値段を入れ忘れていた
- ハンガーパイプが余計に1つ金額に入っていた(差額4,400円)
- グラフテクト(キッチン)の組み立て費が何故か高い(差額2,000円)
- 2Fのトイレが謎の値上がり(差額49,400円)
信用していたアイ工務店でしたが、ハウスメーカー選びを失敗したか!?とちょっと焦りました。
順番に見ていきましょう。
①基準本体価格が謎の8万円値上がり
見積書の一番上には、本体基本工事が一括で記載されています。基礎や柱などの家の構造を作るためのお金です。
契約時の基準本体価格は15,805,615円でした。これに対して、10回以上の打ち合わせを経て間取りとオプションを決定した後の見積もりでは、15,885,615円。
謎の8万円アップ。
ウッドショックの影響か?とも思いましたが、アイ工務店は他のハウスメーカーとは違って、ウッドショックによる値上げはしていない(2022年3月時点の情報)のでこれも違う。
理由を営業さんに聞いてみると、アイ工務店側のミスだそうです。原因は不明ですが、契約時の価格が正しいということなので、穏便にすませることにしました。
②契約時の建物面積が違った
基準本体価格に加えて、基準面積の120m2を超えた分は増額となります。超えた分は1m2当たり80,182円です。
1坪に換算すると、267,164円。つまり、単純に家の延床面積を大きくするだけなら、坪単価27万円弱ということになります。
契約時は延床面積151m2だったので、面積増減費は31m2×80,182円で2,485,642円。
しかし、この31m2の増加というのは実際は間違いで、本当は34m2が正しかったみたいです。
③区画数が謎に1区画増えていた
区画数は部屋の数に対応します。
契約時と比較して面積は大きくしましたが、部屋数を増やした記憶はありません。これも、結局はアイ工務店側のミスで区画数を数え間違えていたみたいです。
④契約時に目隠し壁の価格を入れ忘れ
キッチンには冷蔵庫を隠すための壁があります。
この壁ももちろん無料で付けられる訳はないのですが、契約時の見積もりからは抜けていました。
金額にして大体1.5万円くらいです。
⑤窓の値段が何故か上がっている
なぜか、1種類の窓の値段だけ上がっていました。25,400円から39,800円に上がったので、差額は14,400円です。
窓の種類が変わったりして値段があがったのかとも思いましたが、営業さんに聞くとただのミスだったそうです。
⑥変更した床材の値段が聞いていたより高い
アイ工務店のLDKの標準床材は大建工業(株)のルームアートJAHです。業者向けの品種なので、カタログなどには載っていないです。
木目が好きな方は標準でも十分かと思いますが、今回の家のテーマはホテルライクということもあり、木目は辞めることにしました。
そこで、洗面などの水回りに使われる大理石調のサニーアートというものに変更しました。
その差額は800円/m2でそれほど大きくないと聞いていました。
しかし、見積もり書には4800円/m2と書いてある。。。
理由を聞くと、同じく大建工業のハピアフロアと間違えたそうです。たしかにお手洗いはハピアフロアに変更したので、間違えやすかったかもしれません。
⑦過去の見積もりで収納1つの値段を入れ忘れていた
次は、階段下収納の数え方のミスです。階段の下のスペースを活用して、洗面所側とリビング側に収納を設けています。
1ヶ所当たり61,600円です。これに可動棚のアームハング等を取り付けるともう少しかかります。
この見積もりをもらうまでは、この階段下収納を1箇所として計算していたのですが、今回からは2箇所分の値段が見積もり書に入っていました。
営業さんに聞くと、2ヶ所が正しくて、過去の見積もり書が間違っていたとのことです。
そのせいで、今回の見積もり書では結構増額してしまったように見えるそうです。
⑧ハンガーパイプが余計に1つ金額に入っていた
ミスが色々あってちょっとヤバイと思っていたので、隅から隅までチェックしていました。
収納の数を数えていくと、見知らぬハンガーパイプが1つ。
4,400円なので、金額は小さいですが、存在しないものにお金は払いたくありません。
確認してもやはりミスとのことだったので、修正を依頼しました。
⑨グラフテクト(キッチン)の組み立て費が何故か高い
アイ工務店はキッチンをLIXIL・TOTO・タカラスタンダードそしてグラフテクトから選べます。私はグラフテクトを選びました。
グラフテクトをご存じない方も多いかもしれませんが、芸能人などの富裕層も御用達の「キッチンハウス」の庶民向けサブブランドです。詳しくは別の記事に書きます。
そして、グラフテクトだけは、組み立て費がかかります。
事前に10.8万円と聞いていましたが、見積もりには11万円と書いてある。
確認すると、これもやはりアイ工務店のミスでした。
⑩2Fのトイレが謎の値上がり
2階のお手洗いは家族しか使わないので、標準品で差額のないものを選びました。
それなのに、何故か変更差額49,400円が見積もりに入っている。
結局、これもアイ工務店側のミスでした。
ミスを修正した後の見積もり書
以上、私が気が付いたミスを10個ご紹介しました。営業さんに指摘したところ全て認めていただき、金額を修正した見積書を送ってもらいました。
修正後の総額は29,660,193円(税抜)となりました。
ミスの修正による減額は427,800円。
ただのミスに43万円くらいも払うことになっていたかもしれないと考えるとちょっと恐ろしい。
それまでは全面的に信頼していたアイ工務店でしたが、この時ばかりはちょっとは警戒しておかないとヤバイかなと思いました。
メーカーと施主が気持ちよく家づくりをするために
今回は、アイ工務店の見積もりを自分でしっかりと確認したことで、無駄な43万円を払わずにすみました。
人間がやることなので、ミスがあることは仕方ありません。
そのため、見積もりをもらったら注意してよく見ることが、施主とハウスメーカーの双方が気持ちよく家づくりをするために必要だと思いました。
ミスを指摘したときに真摯に対応してくれればよいのですが、中には雑な対応をするハウスメーカーもあるみたいです。
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まだハウスメーカーを決めていない方に向けて、後悔しないため方法をまとめましたので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。