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- 延床面積50坪の家(2022年12月入居)
- ハウスメーカー7社を比較しアイ工務店と契約
アイ工務店は坪単価が比較的安くて高性能の家を建てられるということで契約しました。
それでも、打ち合わせを進めていく中であれもこれもとオプションを追加していくと、驚愕の金額になってしまいました。
今回は、少しでも減額するために行ったことを紹介していきます。
この記事を読むことで、アイ工務店のオプション価格や減額のコツなどが分かるので、ぜひ読んでいってください!
諦めたオプションも多いけど、お金に余裕があればやりたかったことばっかりだったな~と、今でも思うことばかりです。
- おすすめ減額ポイント
- アイ工務店のオプション価格
- 予算オーバーをしないための注意ポイント
契約時から増えた金額と増加理由
契約したときの見積もりは2528万円で、何とか私の1馬力ローンでやっていけるかな?という金額で余裕はほとんど見ていませんでした。
しかし、キッチンやお風呂などの設備や間取りを希望に近づけていくと、金額がとんでもないほど増加。。。
詳細を決めるまでの打ち合わせは10回以上、期間にして約半年くらいでしたが、特に総額を確認せずに内容を決めていったので、見た時はめちゃびっくり笑
そうは言っても何とかしないといけないので、がんばって減額調整していくことにしました。
735万円の予算オーバー
アイ工務店との契約時と、間取りや内装の詳細を決定した後の金額差は735万円という、ものすごい差額になりました。
それぞれの見積もりは次の通り。
契約時・・・2528万円
詳細決定後・・・3263万円
差額:735万円
いやー、めっちゃ上がっててびっくり。この見積もりを営業さんが出す時は、おそるおそるという様子でした笑
詳細決定後の見積もりには色々とミスがあり、この値段はミス修正後のものです。皆さんも出された見積もりを妄信せず、よく確認してくださいね。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
総額が出た後の間取り変更は原則不可能
ここまで金額が膨らんでしまった要因はいくつかありますが、一番大きな影響があったのは、家の大きさを変えたこと。
契約時・・・151m2(45.7坪)
詳細決定後・・・164m2(49.6坪)
13平米(約4坪)ほど大きくなっています。
見積もりの詳細を見ると、家を大きくしたことによる価格差は1平米あたり約8万円みたいです。
したがって、13×8 = 104万円になります。
これはなかなかの金額。。。
見積もり総額が出たあとに、営業さんに、
今からやっぱり家を小さくしたいって言ったらできる?
と聞いてみると
出来ることはできますが、構造計算がやり直しになるので、結構な費用がかかります
と言われてしまいました。
つまり、
「減額調整を迫られるタイミングでの大幅な間取り変更は基本的にできない(構造計算および申請が完了してしまっているため)」ということです。
それならもっと早いタイミングで総額を知らせといてほしい。。。
と言いたいですが、せっかくの新築注文住宅だしサイズは後から変えられないからまぁいいか、、、とここは我慢。
文句を言っていても仕方ないので、家の広さ以外で削れるところを探すことにしました。
採用検討したオプション一覧
契約後に追加したオプション一覧は次の通りです。
- 収納を追加
- 照明に高級品を採用
- 階段のアイアン柵
- テレビ横の造作棚
- バルコニーの2段手すり
- 玄関ドアを親子ドアに変更
- 玄関ホールに全身鏡を取り付け
- テレビ裏のアクセントにタイルを採用
- 洗面化粧台のグレードアップと1850mmに大きくした
- 家の大きさ変更
- オーバーハングの面積増加
- 構造柱のタイル張り
- バルコニーに物干し金物を追加
- 玄関ホールの床材を変更
- LDKの床材を変更
- ホスクリンを埋込タイプに変更
- トイレに収納を追加
- LDKのドアをハイタイプに変更
- LDKのカーテンボックスを天井掘り込みに変更
- LDKのカーテンをバーチカルブラインドに変更
- 1階の窓ガラスを全て防犯ガラスに変更
- ピアノとタンス用の床補強
- 1つの洋室にシリンダー錠を取り付け
- シャンデリアのための天井補強
- コンセント追加
- リビングのドアをハイドアに変更
- カップボード上の収納を追加
- 海外製食洗器を採用
- 防水コンセントをスマートタイプに変更
- コンセントをアドバンスタイプに変更
- 電気メーターカバーをスマートタイプに変更
整理してみて思いますが、いっぱいありますね。これでも抜け漏れがあるかも笑
このうち、上から9番目までのところは、減額調整のために止めたり、価格の安いものに変更したり、施主支給にしました。
詳しく見ていきましょう。
予算を削ったオプション9個
減額調整のために泣く泣く諦めたり、変更したりしたオプションは次の9か所です。
- 追加した収納を削除
- 照明の変更と施主支給を多用
- 階段のアイアン柵をやめた
- テレビ横の造作棚をやめて固定棚に変更
- 玄関の全身鏡をDIYに変更
- 玄関の親子ドアを親のみに変更
- 洗面化粧台をTOTOからリクシルに変更
- バルコニーの2段手すりをやめた
- テレビ裏のアクセントのタイルを安い品種に変更
変更による金額削減効果は1か所につき最大50万円程度で、これら全てを合わせると約200万円の節約になりました。
順番に説明していきたいと思います。
①追加した収納を削除
「各部屋に1個はクローゼットがある」というのを想像しながら家づくりを進めていました。
しかし、何故か契約時の見積もりでは、個別のクローゼットは入っていませんでした。
7帖のファミリークロークがあるからいらないと思われたのかも。。。?
打ち合わせの途中でクローゼットをつけてもらうように頼んだのですが、これがなかなか高額なことが判明。
大きさにもよりますが、扉と棚を合わせて大体1か所15万円くらいの価格です。
これを計4つ計画していました。
出来ればクローゼットはつけたかったのですが、背に腹は代えられないので泣く泣く削除することに。
4か所合計で約50万円の削減。
収納がなくなったので、広々とすっきりしました(ポジティブシンキング)。
本棚やクローゼットなどは必要になったときに、家具屋さんで購入します。
②照明の変更と施主支給を多用
照明は普通のダウンライトやシーリングにしとけば良いのですが、家づくりをしていると色々なものに興味が出てしまい、やたらと高い照明が気になるように。
インスタで人気の高いトーヨーキッチンのクランカー(約16万円)が良く見えたり
ジョガーリ(9.8万円)を2個つけてダイニングライトにしたいと思ってみたり、
オーデリックのシャンデリア(定価25万円)をリビングに置きたいと考えたり、
挙げたらきりがありませんが、全てショールームを回って検討してきました。
ジョガーリとオーデリックのシャンデリアは実際に見積もりに入れてもらったのですが、やはり高い。。。
こちらの画像の見積もりでは、ジョガーリの価格抜きで約91万円です。
ジョガーリも入れると110万円だ~~~泣
そこで、ジョガーリは諦めて安いペンダントライトに変更し、オーデリックのシャンデリアはネットで買って(定価の4割くらいで買える)施主支給することにしました。
そのほか、キッチンに入れようと思っていた間接照明をやめました。
家のおしゃれ度は下がってしまい悲しいですが、メンテナンス部が減るのでお掃除は楽になります(ポジティブシンキング!)。
その他、シーリングライトなどは施主支給にすることにしました。
全て施主支給にしようかとも思ったのですが、壁付けの照明は取り付けが難しいので、施主支給不可とのことでした。
インテリアコーディネーターさんとも色々お話して、照明の一覧表を修正してもらいました。
以上、照明関係での削減金額は約40万円になりました。
アイ工務店の支店によっては施主支給完全NGの場合があるみたいです。注意してください。
③階段のアイアン柵をやめた
階段って落下防止のための壁や柵がありますよね。
これをおしゃれにしちゃおうと画策した結果、アイアン製の柵を取り付けることを考えました。
たった1mくらいなので、2~3万円くらいかな?と思っていたのですが、実際は22.5万円でこれまたびっくり笑
2階部分は基本的にお金をかけないことにしているので、悩まずに削除対象にしました。
オーダーメイド品の高さをなめていましたね
④テレビ横の造作棚をやめて固定棚に変更
テレビ横にはおしゃれに花やぬいぐるみを飾る計画です。
お花はプロポーズや結婚式のときの花をプリザーブドフラワーにした、とても大切なもの。
これを飾るためにぴったりのサイズで、ガラス扉を付けた大きな造作棚を依頼したのですが、これまた予想よりも高く、57万円という価格。
余裕があればやりたかったのですが、予算を削らなければいけないという状況なので、泣く泣くやめることにしました。
普通の固定棚(板だけ)を3枚つけてもらうことにして、差額は約55万円です。
⑤玄関の全身鏡をDIYに変更
(画像身だしなみのチェックのため、玄関に全身を見れる大きな鏡を設置する予定です。
アイ工務店に頼むと、9.2万円ということでした。
ネットで鏡を買えばもっと安く済むので、下地だけ入れておいてもらって、鏡自体は引き渡し後にDIYで取り付けることにしました。
⑥玄関の親子ドアを親のみに変更
最近は親ドア1枚のみのほうが多数派みたいですね。
その理由は、1枚の大きさが大きくなる傾向にあるため、家具家電の搬入に支障がなくなってきたかららしいです。
それでも、私は大きな親子ドアを希望していました。なぜなら、「親子ドアのほうがかっこいいから!」です笑
その程度の理由だったため、無事減額対象になりました。
価格を確認すると、次の様でした。
親子ドア・・・24.9万円(タッチキーキャンペーン適用で16.8万円)
親のみドア・・・11万円
つまり、親のみのドアに変更すると、16.8-11=5.8万円の減額になります。
正直、この減額幅であれば親子ドアにしたい気持ちもありましたが、気密や断熱の性能面からしても玄関ドアは小さいほうが良いため、諦めることにしました。
⑦洗面化粧台をTOTOからLIXILに変更
我が家の洗面化粧台は1850mmとかなり大きいサイズを希望していました。
これに対応できるのは、標準よりもグレードの高いエスクア(TOTO)かルミシス(LIXIL)しかありませんでした。
私の仕様では
エスクア・・・約77万円
ルミシス・・・約67万円
となったので、どっちかと言えばエスクアほうが気に入っていたのですが、10万円の差は大きいのでルミシスにすることにしました。
洗面台もメーカーによって価格が大きく違うので、どのメーカーも一度は本気で選んでみると良いですね!
⑧バルコニーの2段手すりをやめた
最近はバルコニー(ベランダ)をつけない家が流行っているみたいですが、我が家はバルコニーからの眺めがとても良いんです。
そのため、ここでランチをするという夢があり、5帖という大きめのバルコニーを設置しました。
手すりのところは笠木になりますが、ここに手すりを追加する場合はオプションになります。
見た目もカッコよくなりますし、何かをひっかけたりするのに便利かなと思い、2段の手すりを設置しようとしていました。
2段の手すりをつける場合のオプション価格は1m当たり8000円とのこと。
我が家の場合は6mだったので、6×8000円で4.8万円です。
まぁ、特にこれといった使い道を考えていたわけではないので、これは削除することにしました。
⑨テレビ裏のアクセントのタイルを安い品種に変更
リビングのテレビ裏はアクセントとして石目調の壁面にしようと、当初から計画していました。
選択肢は次の3つでした。
- 石目調の壁紙
- エコカラット
- タイル
どれも一長一短ありますが、奥様は「鏡面のほうがいい!」とのことでタイルに決定。
ちなみに価格は壁紙が最も安く、エコカラットとタイルは物によるという感じです。
タイルは名古屋モザイクのものがよさそうだったので、ショールームにいって色々とみてきました。
最初は黒系の鏡面タイルにしようとしたのですが、ちょっと反射がすごくて、もはや鏡みたいでした。
そのため、白系の鏡面タイルに変更することにしました。
この結果、約2万円の減額になりました。
タイルを辞めるという考えもありましたが、奥様に無事却下されました!笑
減額調整のまとめと総額
びっくりするほど増えてしまった見積もり金額を調整するために、色々なオプションを調整してきました。
ここで一度まとめてみます。
- 収納の削除・・・50万円
- 照明の変更と施主支給・・・40万円
- 階段のアイアン柵をやめた・・・22.5万円
- テレビ横の造作棚をやめた・・・55万円
- 玄関の全身鏡をDIYに変更・・・9.2万円
- 玄関の親子ドアを親のみに変更・・・5.8万円
- 洗面化粧台をTOTOからリクシルに変更・・・10万円
- バルコニーの2段手すりをやめた・・・4.8万円
- テレビ裏のアクセントのタイルを安い品種に変更・・・2万円
合計で約200万円です。
他にもちょっと削ったところもあるので、最終的な見積もり書は次のようになりました。
①契約時②詳細決定後③減額調整後の価格は次のようになります。
- 契約時・・・2528万円
- 詳細決定後・・・3263万円
- 減額調整後・・・3022万円
契約時から比べるとまだ500万円も高い!!
とはいっても、もう妥協できるところがありません。
では私たちがどうしたかというと、借入金額を増やすことにしました。
しかし、この判断が非常に大きな後悔を生むことになりました。。。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
これから新築を建てるあなたへ
これから新築注文住宅を建てるあなたが後悔しないために、伝えたいことが3つあります。
それは
- 間取りを確定させてからハウスメーカーを選ぼう
- ハウスメーカーには余裕をみた予算を伝えよう
- 打ち合わせの度に総額を出してもらおう
この3つを意識して家づくりを進めれば、契約後の私のようにアタフタしたり、後悔したりしないはずです。
そして、特に大事なのは
「予算にあったメーカー選び」と「メーカーを決める前の間取り決め」です。
もちろん、
しかし、一社ずつ自分で連絡を取ってしまうと、断りの電話も自分でしないといけないですし、何より対応にとても時間を取られてしまいます。
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