
- いつか犬を飼いたい
- 料理好きだけど家事は楽したい
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これまでに、LIXILのショールームに合計で5回足を運びました。この記事では、予算を度外視してLIXILで理想のキッチン探しをしたときの体験談を書いていきます。
LIXILは、グラフテクト・TOTO・タカラスタンダードと比べて、オシャレさと機能性のバランスは群を抜いているような印象です。その分、価格も安くありませんが。。。
これから家を建てる方の参考なれると幸いです。
- 黒を基調としたキッチンをつくりたい
- リシェルSIのオプションにどんなものがあるのか知りたい
- 理想のキッチンを作った場合の総額を知りたい
アイ工務店の標準キッチンはリシェルSI
アイ工務店の水回りの標準仕様はLIXIL・TOTO・タカラスタンダードの3社。
この3社に加えて、キッチンだけグラフテクトも選ぶことができます。
LIXILはキッチンはグレードが高い順に
・リシェルSI
・ノクト
・アレスタ
・シエラ
となります。
アイ工務店は一番グレードの高いリシェルSIが標準仕様になっているので、アイ工務店の設備グレードの高さを現していますね。
グレードを落としても減額はないみたいですし、リシェルSIをベースに検討していきます。
決めるべきことと完成プラン画像
リシェルSIの代表的な構成はこちら。ショールームの目立つところにあります。

壁面収納はかっこいいですが、家電を置けるスペースが少なかったり、いちいち扉を開け閉めしたりしなきゃいけないから、使い勝手は良くなさそう。
反対側から見るとこんな感じです。

天板(ワークトップ)とキッチン扉のカラーはどちらもグレーズグレーという色です。
白系の床材に映えますね。
SNSでもグレーズグレーはめちゃくちゃ人気が高い様子。
やはりリシェルSIはかっこいい!ということを再確認したので、次の9点を決めていきます。
- キッチン扉カラー
- 天板のカラー
- シンクの素材
- 水栓をタッチレスにするかどうか
- 食洗機の機種(ミーレも選べる)
- 加熱機器の種類(IHヒーター or ガスコンロ)
- レンジフードの種類
- ダイニング側(キッチン裏)収納の種類
- バックセット(カップボード)収納の構成
これらを決めた結果、最終的に完成したプランがこちら。


基本的に黒系で統一。
フローリングは白系の石目調にするので、黒が映えるはず!という考えです。
それでは、ここに至るまでの過程を順に見ていきましょう。
キッチン扉のカラー
扉のカラーは色々あります。

家づくりを始める前は、
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カラーを変えても価格はそんなに変わらないだろ~
と、甘いことを思っていました。
実際に見積りを作っていくと、キッチン扉はグレード1~7まであるカラーでグレードが1つ上がると金額は大体10万円くらい上がることが判明。
キッチンは黒っぽい石目調がよかったので、グレード4のグレーズグレーにしたかったけど、色を変えるだけで予算から20万円も増えてしまうことに驚き、、、
さらに、カップボード(バックセット)の色も揃えると、さらに20万円くらい増えるから、結局40万円も増える。。。
予算を抑えるなら、グレード3のマットグレーでも妥協できると思ったのですが、


今回は、予算を考えず、やりたいことを全て盛り込んだ見積りを作ってもらうことにしたので、グレーズグレーにしました。
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グラフテクトは色を変えても値段が変わらないので、良心的な会社ですね。。。


天板のカラーはグレーズグレーとバサルトブラックで悩む
キッチン扉のカラーはグレーズグレーに決めたので、天板(ワークトップ)もグレーズグレーかなと考えてしました。
でも、実際にショールームで見ると、キッチン扉のグレーズグレーと天板のグレーズグレーはなにやら色が違うことに気が付きました。
まぁ、天板はセラミックで、扉は木で素材が違うので当然と言えば当然なのですが、私は天板のグレーズグレーはあまり気に入らず。
むしろ、となりにあったバサルトブラックのほうが気になりました。


より詳しく比較するためにバサルトブラックの天板を、えっちらおっちらグレーズグレーのキッチンまで持って行って見比べてみました。


うーむ。
これは好みでしょうが、バサルトブラックのほうがかっこいい気がする。
グレーズグレーの天板もかっこいいですが、なんだか飽きのきそうな模様に見えました。
ということで、
キッチン扉・・・グレーズグレー
天板(ワークトップ)・・・バサルトブラック
に決定です!
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今回はハイグレードのセラミックトップで考えましたが、予算を抑える場合は人工大理石やステンレストップになります。
シンクはハイブリッドクォーツシンク
シンクの標準仕様の素材はステンレス。
ステンレスの場合は、広さやサポートアイテムを選んでいきますが、グラフテクトの記事でも書きましたが、個人的にステンレスはあまり好きではありません。
理由は、物を落とした時にキズが目立つのと、天板とのカラーとの一体感が無いからです。
その問題を解決するのが、ハイブリッドクォーツシンク。


硬さとしなやかさという相反する性質を、アクリルにクォーツを配合することで実現したそうです。
カラーは、天板をバサルトブラックに決めたので、ハイブリッドクォーツシンクの色も黒系のコズミックグレーに決定。


リクシルのカタログには、コズミックグレーにバサルトブラックとグレーズグレーを組み合わせた画像がありますが、こちらも何となくバサルトブラックのほうが馴染んでいる気がして好みです。
色が気に入ったハイブリッドクォーツシンクですが、機能性も抜群。


耐摩耗性・耐衝撃性・耐熱性・耐汚染製性に優れているとのことです。
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まぁ、当然ながら価格が高いんですがね。。。
ステンレスからの変更差額は定価で9万円です。
水栓は浄水器付きタッチレス


予算が許すなら、水栓はタッチレスにしたいと思っていました。
理由は、料理をしているときに両手が汚れていても、水を出すことができるからです。
今住んでいるマンションは普通の水栓なので、汚れた手で触ると水栓の取っ手が汚れます。
それを掃除するのが面倒ですし、新居はオープンキッチンになるので、取っ手に水を掛けたりできず、掃除をしにくいのが嫌でした。
ただし、価格は圧倒的に高く、普通の水栓は定価で5万円くらいなのに対し、タッチレス水栓のナビッシュハンズフリー(浄水器付き、ブラック)は22.7万円。
しかし、今回は理想のキッチン作りが目標なので採用決定です!
食洗機はミーレ製の間口60cm
アイ工務店でキッチンを選ぶときは、標準仕様で食洗機が組み込まれています。
ただし、それはパナソニックやリンナイ製のもの。
日本製のものはサイズが小さかったり、使い勝手が良くなかったりするという噂を聞き、ドイツのミーレという会社が作った食洗機にしたいと思っていました。
ショールームに展示はなかったので、リクシルのカタログ写真から。


大容量で、フロント扉が全開になるところが海外製食洗機の特徴です。
同じくドイツのボッシュでもよかったのですが、リクシルが取り扱うのはミーレのみ。
ちなみに、ミーレを選べるのはリクシルだけで、他のTOTO・タカラスタンダード・グラフテクトで選べる海外メーカー製食洗機はボッシュでした。
間口(幅)は45cmと60cmを選べます。
本体価格はそれぞれ38万円と41万円なので、それほど変わりません。


食器の収納力は7人分と12人分で大きく違います。
間口60cmにすると、キッチン収納が狭くなってしまうかと少し心配しましたが、
我が家はキッチンの幅が274cmと比較的大きく、バックセットの収納も充実させるので、ここは食器収納力を重視して、60cmのものに決めました。
ちなみに、この本体価格に化粧パネルや配管費用が合わせて10万円くらいかかります。
安くドイツ製(ボッシュ)の食洗機を入れたいなら、グラフテクト一択です。


IHヒーターとレンジフードもブラックで統一
私はガスコンロを希望していたのですが、奥さんはお掃除のしやすさを考慮してIHヒーターをご所望でした。
他で奥さんに折れてもらったところもあるので、泣く泣くIHヒーターにしました。
日立とパナソニックのIHヒーターがありましたが、日立ほうが鍋フリしたときの温度復帰が早いとのことで、日立にしました。
レンジフードは特にこだわりがなかったので、黒系でスタイリッシュなかっこいいものに。


この写真左から3番目の、センターフードFEDタイプにしました。
ショールームの説明員さんからは、お手入れしやすいということでCLSシリーズをおすすめされましたが、排気能力は変わらないということだったので、反対を押し切り細身でスタイルの良いFEDタイプに決定。
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FEDタイプはブランド品で高級なだけということを説明員さんが仰っていました、かっこ良さで選びました。
ダイニング側収納は2段引き出し
収納はとにかく引き出しにしたい派です。
ダイニング側収納(キッチン裏の奥行があまりない収納)もできることなら、開き扉ではなく、全部引き出しにしたいと考えていました。
これを実現するためには、キッチンをフロートタイプにする必要があるとのこと。
正直、展示品なども無いので、実物を見るまで心配ではありますが、恐る恐るフロートタイプを選ぶことにしました。
カタログの写真を拝借すると、こんな感じです。


キッチン下部が少しくぼんでいて、浮いているようなイメージのキッチンになります。
キッチンのプランまとめ
その他の細かいオプションも決めていき、完成したキッチンのプランがこちら。


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思い描いた通り、黒系で統一したかっこいいキッチンになり、大満足です。
バックセット(キッチン収納)プラン
キッチン側は間口60cmのミーレ製食洗機とフロートタイプを選択したことで、収納が少し物足りない状況に。
そのため、バックセットは収納量を重視して選ぶことにしました。
バックセットでやりたかったことは次の5点。
- 収納量を増やすために奥行を深くする(65cm)
- カップボードは全部引き出しにする
- 炊飯器と電気ケトルは目隠し
- ゴミ箱スペースを設けたい
- おしゃれに格好よく!
さすが、LIXILさん。
全てを叶える提案をしてもらうことができました。
完成したバックセットのプラン図はこちら。


ポイントは、ハイフロアキャビネットかなと思います。


このキャビネットは通常の高さ(85cm)よりも高く99cmあります。
そのため、炊飯器などの収納スペースとダストボックススペースを作ることができます。
炊飯器のところの目隠しなしバージョンになりますが、イメージはこんな感じです。


ちなみに、このダストワゴンとダストボックスだけで6.3万円します(定価)。高いね。。。
選んだプランの価格一覧表
リクシルでは、希望すると定価の見積りをもらうことができます。
実際の価格はハウスメーカー経由でもらうことになりますが、定価も知っておくと色々と参考になります。
ちなみに、ハウスメーカーによって違いますが、大体定価の7割くらいが実際の購入価格になるそうです。
それでは、今回希望を全てつめこんだ理想のキッチンの見積り(定価)を見ていきましょう。
なお、この見積り価格は2022年6月のものになります。
まずは、総合計金額から!


なんと、488万円(税抜き)です。
税込みだと500万円オーバー。
希望を詰め込んだとはいえ、グラフテクトが180万円くらいだったのに比べると、300万円以上高い。。。
まぁ、予算内に収めようとは思っていなかったので、予想通りではあります。
【追記】
とある理由からグラフテクトとの差額をアイ工務店に負担してもらえることになり、このプランをそのまま実現することができるようになりました!
完成が楽しみでなりません。
個別のオプションの値段はこちら。




人によって気になるポイントは違うと思いますが、収納高すぎじゃないですかね。。。
キッチンのダイニング側の2段引き出しは53.9万円もするし、バックセットの吊戸棚だけでも1個12.1万円が3個で36.3万円です。
今回ご紹介したように、キッチンにこだわると価格はあれよあれよと上がっていきます。
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