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新築の家が雨水の影響で大ピンチ!
実は私たちの家、上棟後に2カ月も放置されてしまい、床合板が雨の影響で含水率が異常に高くなってしまいました。
そこで前回の記事で書いたホームインスペクションの結果に基づいて、是正工事を敢行しました。
床合板の全交換から、しっかりとした乾燥作業、そして防カビ処理まで、新築家屋で起こり得るこのようなトラブルと、その対処法について詳しく書いていきます。
ホームインスペクションの結果振り返り
詳しい内容はこちらの記事に書きましたが、ホームインスペクターの方に建築中の我が家を見てもらった結果、以下のようになりました。
- 雨の影響で床合板の含水率が異常に高い
- 1階と2階ともに床合板の全交換を推奨
- 床合板を剥がしたあとはしっかり乾燥させること
この結果をアイ工務店も承諾してくださり、迅速に対応してくれることになりました。
床合板を剥がす作業の様子
まずは、すでに貼ってある床合板を剥がしていきます。
合板の下には発泡スチロールのような断熱材も入っているので、これも切り取って取り除いていきます。
床全面の張り替えなので、断熱材だけでも山のようにつまれていました。
もちろん、全て新品に交換してくれます。
1階と2階の床合板を剥がした後の様子
1階と2階の床板を剥がしていきます。
そもそも剥がす前提で作っているものではないので、なかなか大変な工事な様子でした。
予想通り、床下にはかなり水が溜まっていたようで、大工さんがスポンジで一生懸命水を吸い出してくれた後でも、まだ水気が残っていました。
2階の床も剥がしたので、こちらも乾燥させていきます。
剥がした合板はコンテナいっぱいに詰め込まれていました。
・数日乾燥した後の様子と防カビ処理
大工さんのスポンジによる水吸い出しと、数日の自然乾燥を行いました。
1階リビングの基礎内部の水気も全くなくなり、よく乾燥している様子。
水がめちゃくちゃ溜まっていたお風呂の基礎部分も水もなくなり、しっかりと乾いていました。
これくらい乾いてくれれば、床合板を張りなおした後に水を含むようなことはなさそうですね!
また、交換不要と判定された梁の部分ですが、あとでカビても嫌なので、現場監督さんに防カビ処理をお願いしました。
その時に施工中の様子を撮ってもらうことも依頼しました。
こちらの希望を全て反映した対応をしてくださり、感謝です!
床合板を張り替えていく
ここで新しい床合板(ネダノン)も届いたので、いよいよ張り替えていきます。
1階も2階もきれいな板になっていて、とても気持ちが良かったです。
ただ、どうしても交換が不可能な場所もあり、黒いシミもあるし、色が違うしで気にはなるのですが、ここは我慢するしかありません。
我が家は特殊な事情(詳しくはこちらの記事参照)で水に濡れてしまったのですが、皆さんはしっかりと水に濡れないように迅速に工事を進めてもらいましょう
フローリングを貼っていく
床合板を交換してまた汚れがついたりする前に、すぐにフローリングを貼っていきます。
フローリングを貼る前はこんな感じで
フローリングを貼っていく様子がこちらです。
合板の上に接着剤で貼っていくだけなんですね。
最後に、ダンボールで養生して完成です。
まとめ
ホームインスペクションの指摘を受けた是正工事の内容について書いてきました。
上棟後の雨により水を含んでしまった床合板を全て張り替えることで合意し、無事に完了していただきました。
通常は上棟後に雨に長期間濡れることもないはずなので、不要な工事なのですが、もし不幸にも雨に濡れてしまった場合は、しっかりと対応してもらいましょうね!