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家の内装もほぼ完了し、引き渡しまであと約2週間。残工事はあるものの、内覧会により修正ポイントを伝えて引き渡しまでに修正してもらいます。
内覧会までに何回か軽く見て回っていたので、それほど指摘することは無いかなと思っていましたが、真剣に見ると色々なところが気になってきます。
最終的には、200箇所以上も指摘しましたが、全て対応してもらいました。
皆さんの参考になるように、ポイントをまとめたチェックリストも作ってみました。
この記事を読めば、後悔しない内覧会になるはずです!
内覧会(竣工検査)とは
内覧会では、現場監督さんと一緒に、家の中を隅々まで見て回り、傷の有無をチェックしたり、設備が正常に動作するかを確認します。
事前情報では1時間くらいで終わるとのことでしたが、我が家は6時間ぶっ通しでチェックしました。
せっかくこだわって新築の戸建てを建てたのですから、中途半端ではなく、納得のいくまでとことん確認していきました。
監督さんも嫌な顔せず付き合ってくれたので、ありがたい限りです
内覧会チェックリスト
内覧会は、家の隅から隅までをチェックするという、施主の権利です。
もちろん内覧会以降もハウスメーカーのミスが見つかれば修正してくれますが、傷や汚れなどの微妙なものは対応してくれないかも。
実体験として、内覧会の時点でしっかりと確認し、気になるところがあればどんなに些細なことでも伝えて修正してもらうほうが後悔しません。
後で「あそこも見ておけばよかったな~」と思うことがないように、チェックポイントをまとめてみました。
PDFにしてあるので、ダウンロードすることも可能です。
チェックリストを見たあなたは、ポイントがかなり多いと思ったかもしれませんが、これでも必要最低限のものだけです。
細かいことを挙げればキリがないので、ここでは省略しています。
内覧会で役立つ持ち物
内覧会は手ぶらで行くこともできなくはありません。
ただし、以下の持ち物があると不具合を見つけやすくなりますし、修正点をハウスメーカーと共有しやすくなります。
ぜひ、以下の持ち物リストを参考に準備しましょう。
- 図面とバインダー
- メジャー
- 水平器
- 懐中電灯(スマホ可)
- カメラ(スマホ可)
- 付箋、マスキングテープとペン
それぞれの道具や役に立つ場面を書いていきます。
図面
書き込みをできるように図面のコピーを持っていきましょう。
どこにどんな指摘をしたかのメモを書き込んでいきます。
紙だけだとペラペラして書きにくいので、バインダーもあると便利です。
メジャー(巻尺)
面倒でもしっかりと測って、各種建具が注文通りのものになっているかの確認や、位置にずれがないかを確認しましょう。
引っ越し後も頻繁に使う道具なので、この機会にしっかりしたものを一つ買うのがおすすめです。
水平器
床面はもちろんですが、棚板に傾きが無いかをチェックできます。
懐中電灯
懐中電灯があると、クローゼットの中や床下など、光の届かない場所もチェックすることができます。
暗いところは事前チェックで見逃されていることが多いので、意外とミスがあったりします。
スマホの懐中電灯でもいいですが、非常時にも使えますし、光の強いライトを1個買ってもいいかもしれませんね。
付箋、マスキングテープとペン
最後に、絶対に持っていくべきなのが、付箋やマスキングテープです。
指摘した箇所に通し番号を書いて、修正漏れがないように貼っていきます。
100円均一で売っているような安いものでも構いませんので、余裕を見て多く持っていきましょう。
マスキングテープが少ないから指摘を減らすということが無いように注意しましょう。
色は赤や青などの濃い色のほうが目立つのでおすすめです。
私は家にあった柄入りのマスキングテープを持っていってしまい失敗しました。。。
我が家の実例
いよいよここからは、我が家で指摘した事例を画像付きで書いていきます。
しかし、その総数は200箇所以上にもなってしまったので、とてもじゃないですが、全ては紹介できません。
いくつか代表的なものをピックアップしてみました。
クロスや巾木周り
クロス(壁紙)や巾木の周辺にはかなり多くの修正点がありました。
例として、以下の画像のようなポイントです。
木造住宅なので、木の膨張収縮により多少の隙間は仕方ないそうです。
とはいっても、この時点で目立つところは修正してもらったほうがいいと思います。
巾木の角部にはジョイントが使われますが、ここも気になる箇所がけっこうありました。
床面に近くて見えにくいですが、しっかりと確認しましょう。
傷や化粧シート剥がれ
大工さんも気を付けてはくれていると思うのですが、施工中にどうしても傷が発生してしまいます。
傷はドアや手すりの角部に多く見られました。
注意してチェックしてみましょう。
汚れとパーツの接着不良
一見綺麗に見えても、しっかりとみると意外と汚れのある箇所がチラホラ。
美装といって、クリーニング業者さんが入ったあとらしいのですが、粉じんなどを中心に清掃しているのか、細かいところはあまり掃除してくれていない様子。
汚れの除去もハウスメーカーの責任なので、しっかりと対応してもらいましょう。
また、キッチン収納のキャップがパカパカしていて、固定されていませんでした。
汚れが入り込んでしまう原因にもなるので、しっかりと接着しなおしてもらいました。
床見切り・コーキング・タイル目地
そのほか、雑な施工箇所がありました。
床見切りはステンレス製のものに変更したのですが、フローリングとの隙間が目立ちます。
隙間を埋めてもらうように修正依頼しまいた。
窓枠のコーキングも滑らかさがなく、雑な印象でしたのでやり直しを依頼。
タイル目地も同様に欠けているところがあったりして、プロの仕事とは言えない出来上がりでした。
これは引き渡し後になってしまいましたが、しっかりと修正してもらいました。
指摘箇所の修正と残工事
内覧会から約1週間程度でほとんどの箇所は修正してもらいました。
修正完了したところは、一つ一つ確認して、マスキングテープを剥がしていきました。
これもかなり時間がかかりますので、時間には余裕を持っておきましょう。
いくつかの箇所は引き渡しまでの時間がなく、残工事となりました。
残工事のリストは現場監督さんにその場で書いてもらいました。
我が家は諸事情で引き渡しを優先させてしまいしたが、急ぐ必要のない方は、残工事にせず、引き渡しを遅らせてでも対応してもらうほうが良いと思います。
引き渡し後は対応スピードが遅くなりますし、現場監督が退職してしまったりするとかなり面倒になる可能性があります
チェックリストを活用して後悔のない内覧会にしよう
内覧会で注意すべきポイントをまとめたチェックリストと我が家が指摘した場所を書いてきました。
ハウスメーカーにあれやこれやと指摘しやすい最後のタイミングですので、遠慮せずにどんどん指摘していきましょう。
ハウスメーカーとしても、そこで満足のいくまで指摘してもらうほうが、顧客満足度が高まるのでウィンウィンとなるはず。
この記事を参考にして、後悔のない内覧会にしましょう~。