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    床下収納の開口が図面と違う位置に開いていた|中1日で直った記録

    床下収納の開口が図面と違う位置に開いていた記録。費用0円で開けなおしてもらった

    床下収納の穴が、図面と違う位置に開いていました。
    見つけたその場で電話し、開けなおしてもらっています。費用は0円でした。
    この記事は約11分で読めます。

    家づくりの導線7段階のうち、この記事が⑥着工〜完成の段階の話であることを示す帯図

    新築の現場は、行くたびに形が変わっていきます。

    その日は、床に構造用合板が張られたところでした。

    四角い穴が1つ開いていて、図面とは位置が違いました。

    床下収納の開口です。

    この記事で分かること
    • 開口が図面と違う位置に開いていたときの現場の様子
    • 気づいてから枠が入るまでの日数
    • 修正にかかった費用
    • 長期優良住宅で点検口が要る理由
    • この記録で言えないこと
    目次

    【結論】床下収納の開口が図面と違う位置

    床下収納の開口は、図面とは違う位置に開いていました。

    気づいたのは2022年9月です。

    床に構造用合板が張られた日でした。

    その場で現場監督に電話し、修正をお願いしました。

    日付現場の状態
    2022年9月23日図面と違う位置に開口が開いていた
    2022年9月25日壁際に移して枠が入っていた
    2022年12月25日ゴミ箱の引き出しの下に収まっていた
    我が家の現場写真4枚の撮影日時(Exif)より

    我が家の床下収納は、中の箱を外すとそのまま床下に入れる作りです。

    収納庫と点検口を兼ねています。

    ロコズ

    穴が開いてしまったあとだったので、直せると聞くまでは落ち着きませんでした。

    開口の下に見えたコンクリート土間

    床に開いた穴の下には、コンクリートの土間が見えていました。

    床の構造用合板に開いた床下収納の四角い開口。下にコンクリートの土間が見え、開口のふちには白い断熱材の切断面が露出している。右手に丸ノコとインパクトドライバー、上に曲尺が置かれている

    張り終えたばかりの合板に、四角い穴が開いていました。

    穴のふちには白い断熱材の切断面が出ています。

    その下がコンクリートの土間です。

    図面では、開口はもっと壁に寄った位置にありました。

    立って見比べて、位置が違うと分かりました。

    発見したその場で現場監督に電話

    気づいたその場で、現場監督に電話しました。

    持って行った図面と、目の前の床を見比べました。

    写真に残っている撮影時刻は12時13分です。

    その電話で、図面と位置が違うことを伝えました。

    言いにくさはありました。

    ただ、床の合板はこのあとフローリングで覆われます。

    言うなら、その日しかありませんでした。

    壁際に移動して中1日で入った枠

    2日後には、枠が壁際に移って入っていました。

    壁際に移して設置しなおされた床下収納の枠。上に「ふた板カットガイド」の台紙が載り、584mm×584mmに床仕上材をカットする旨と、回転取手取付位置23mm×91mmが印字されている

    次に現場を撮ったのは9月25日の朝でした。

    枠は壁際に移り、図面どおりの位置に収まっています。

    日付は写真のExif(=撮影日時などがファイルに残る記録)から読み取ったものです。開口を撮ったのが2022年9月23日12時13分、枠が入った状態を撮ったのが9月25日9時6分でした。これは私が現場に行った日の記録であって、大工さんが作業した日でも、かかった時間でもありません。中1日というのは、私が見た間隔にすぎません。

    ここまでの要点:図面と違う位置に開いた穴は、合板の段階なら開けなおして直せます。

    図面どおりに直す修正で費用は0円

    この修正で私が払った金額は0円です。

    正直なところ、直す費用はこちら持ちになるのかと思っていました。

    図面と違う箇所を図面どおりに直す修正なので、費用はかからないという説明でした。

    実際に、あとから請求されたものはありません。

    ここから先は制度の話なので、急ぐ方は次の見出しまで飛ばして構いません。民法は、引き渡されたものが契約の内容に適合しないとき、注文者が修補を請求できると定めています(第562条)。この規定は売買以外の有償契約にも準用されます(第559条)。ただし期限があり、不適合を知った時から1年以内に通知しないと請求できなくなります(第637条)。私は法律の専門家ではありません。個別の判断は、契約書を持って専門家に相談してください。

    長期優良住宅の告示が求める点検口

    長期優良住宅では、点検口の設置が告示で決まっています。

    我が家は長期優良住宅の認定を受けました。

    認定の基準は、国土交通省の告示第209号に書かれています。

    木造の場合として、次の内容があります。

    • 区分された床下空間ごとに点検口を設けること
    • 区分された小屋裏空間ごとに点検口を設けること
    • 床下空間の有効高さを330mm以上とすること

    「区分された床下空間ごと」と書かれています。

    基礎で仕切られた区画ごとに要る、という意味です。

    点検口の位置は、好きに決めてよいものではありませんでした。

    私の考察です。図面に描かれた位置には理由があったのだと、告示を読んで分かりました。当時の私は「思っていた場所と違う」としか言えていません。理由を知っていたら、もう少し落ち着いて話せたと思います。

    我が家の見積書には「長期優良住宅申請+グリーン住宅ポイント申請費」という行があり、35万円でした。

    ただし補助金の申請費と合算された1行なので、内訳は分かりません(補助金と申請費がほぼ同額だった話初回面談時の見積もり)。

    有効高さ330mmは、コンクリート等の上端から測った、床下空間で最も低い部分の高さと定義されています。一方、床下収納庫のメーカーが示す「必要床下高さ」はフロア面から測るものです。基準面が違うため、この2つを直接比べて差を語ることはできません

    ふた板は584mm角という規格寸法

    ふた板のカットガイドには584mm角と印字されていました。

    枠の上には「ふた板カットガイド」という台紙が載っています。

    床の仕上材を584mm角の正方形に切るよう指示されていました。

    取手を付ける窓の寸法も、別に指定されています。

    つまり床下収納は規格品です。

    現場で寸法を測って合わせるものではありません。

    位置がずれていたら、枠をずらすのではなく開けなおすことになります。

    ゴミ箱の引き出しの下に収まった開口

    完成後の開口は、ゴミ箱の引き出しの下に収まっています。

    完成後のカップボード。ゴミ箱の引き出しを手前に引き出すと、その奥の床に床下収納のふたが見える

    壁際に移した開口は、カップボードの下に入りました。

    ゴミ箱の引き出しを手前に引くと、床にふたが出てきます。

    人が立って作業する場所からは外れました。

    アイランドキッチンとカップボードの全体。手前にシンクとIH、奥にカップボードと吊戸棚が並び、床は大理石調のタイル

    キッチン全体で見ると、開口はカップボード側の端にあります。

    ここまでの要点:位置が動いたことで、開口は人が通らない場所に収まりました。

    新築の不具合は築後3年未満で46.5%

    新築の相談では、不具合の46.5%が築後3年未満に出ています。

    公的な相談窓口の集計に、その数字があります。

    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの年報です。

    項目件数割合
    新築の住宅トラブル相談8,952件
    うち不具合が生じているもの6,677件74.6%
    不具合発生時の築後年数が判明3,356件
    うち築後3年未満46.5%
    出典:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅相談統計年報2025」2024年度/2026年8月21日取得

    早い時期に出る不具合が多い、ということです。

    これは電話相談の集計であって、住宅全体で不具合が起きる割合ではありません。相談した人の中での割合です。また、この年報に「床下」という部位の項目はありません。床下のミスがどれくらい起きているかは、ここからは分かりませんでした。

    我が家1棟・2022年の記録という限界

    ここから先は注記なので、急ぐ方は次の見出しまで飛ばして構いません。

    • 我が家1棟の記録です。2022年9月の現場で、施工はアイ工務店です
    • ずれ幅は測っていません。図面と位置が違うと分かっただけで、何mmずれていたかは記録していません
    • 作業日と所要時間は分かりません。写真の撮影日時が中1日だったというだけです
    • 製品のメーカーは特定していません。カットガイドの文言だけでは製品を断定できないためです
    • 申請費35万円の内訳は分かりません。補助金の申請費と合算された1行になっています
    • 費用0円は我が家の場合です。誰が負担するかは契約の内容によって変わります

    「よくあるミスなのか」「他社でも起きるのか」は書けません。比べられる件数を私は持っていないためです。この記事は発生率を示すものではなく、我が家で起きたことの記録です。

    床合板が張られた日に見ておく1か所

    床の合板が張られた日に、開口の位置だけ見ておくと安心です。

    床下収納の開口が見えるのは、短い期間だけです。

    合板を張ってから、フローリングが載るまでのあいだに限られます。

    そこを過ぎると、床の下に隠れて見えなくなります。

    • 図面を持っていく。床下収納の位置は図面に描かれています
    • 開口と壁の距離を見る。図面と同じかを、その場で見比べます
    • 違ったらその日のうちに伝える。合板の段階なら開けなおせます

    床下収納の位置でよくある質問

    床下収納の位置はあとから変えられますか

    我が家は床の合板を張った段階で気づいたため、開けなおして壁際に移せました。フローリングを張ったあとに同じことができるかは、確かめていません。

    図面と違う施工を直してもらうと費用はかかりますか

    我が家では0円でした。図面と違う箇所を図面どおりに直す修正だから、という説明を受けています。誰が負担するかは契約の内容によって変わるため、契約書を持って確認してください。

    床下収納と床下点検口は違うものですか

    我が家のものは兼ねています。収納の箱を外すと、そのまま床下に入れる作りです。

    床下点検口は必ず必要ですか

    長期優良住宅の認定を受ける場合、国土交通省の告示第209号で「区分された床下空間ごとに点検口を設けること」が定められています。我が家は認定を受けました。

    床下収納の開口はどのくらいの大きさですか

    我が家に入った製品では、ふた板を584mm角にカットするよう指示されていました。製品によって異なります。

    図面と違う位置に開いた開口のまとめ

    床下収納の開口は、図面と違う位置に開いていました。

    • 気づいたのは2022年9月23日、床に合板が張られた日だった
    • その場で現場監督に電話し、修正をお願いした
    • 9月25日の写真では、枠が壁際に移って入っていた
    • 図面どおりに直す修正だったため、費用は0円だった
    • 長期優良住宅では、区分された床下空間ごとに点検口が要ると告示で決まっている
    • ふた板は584mm角の規格品で、枠をずらして合わせることはできない
    • 完成後はゴミ箱の引き出しの下に収まり、人が通る場所から外れた

    現場に行くのは、気が重い日もあります。

    それでも、床が張られた日だけは見に行く価値がありました。

    出典一覧

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