電気図面で「タイマー付」だったスイッチが、引き渡しの日は普通のスイッチでした。そろうまでに交換工事が2回。費用はかかっていません。
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外構の照明を、毎日決まった時間に自動で点けたい。家を建てるとき、私はそう考えて打ち合わせで伝えました。
電気図面では、リビングの窓際に3つのスイッチが描かれ、その横に「タイマー付」と書き添えられていました。ところが引き渡しの日に付いていたのは、3つとも普通のスイッチでした。
しかも交換は1回では終わりませんでした。この記事では、図面と違っていたスイッチが直るまでの記録と、施主が図面の段階と引き渡しの日に確かめられることを書きます。
【結論】交換2回でそろったタイマー付き3個
3個がそろうまでに、交換工事が2回かかりました。
| 時点 | 壁のスイッチ | 費用 |
|---|---|---|
| 電気図面 | タイマー付き3個 | オプションで追加 |
| 引き渡しの日(2022年12月) | 普通のスイッチ3個 | - |
| 1回目の交換(2023年2月25日) | タイマー付き2個 | 0円 |
| 2回目の交換 | タイマー付き3個 | 0円 |
2回目の工事で、壁の穴を横に広げて3列並びにしています。いまは外構照明を手で点け消ししていません。
交換のたびに工事の人が来ましたが、私が払ったお金はありません。図面どおりに付いていなかった分の手直しだったからです。
照明3か所をタイマーにしたかった2つの理由
手で点け消しする手間と、防犯のためでした。
我が家の外構には、植えた木を下から照らすアップライトがあります。駐車場やフェンスと一緒に、外構工事の一式に入っていたものです。

照明は毎晩、手で点けて、手で消すことになります。家の中の照明も含めて、それを何年も続けたくありませんでした。
もう1つは防犯です。家を空けているあいだも照明が点いたり消えたりすれば、留守だと分かりにくくなると考えました。
防犯に効いているかどうかは、私には確かめようがありません。メーカーの公式ページも「簡易防犯対策に効果があります」と書く一方で、「この商品は侵入や盗難等を阻止するものではありません」と添えています。
希望を伝えて返ってきた提案
スイッチの種類を、私から指定したわけではありません。
打ち合わせで、やりたいことのほうを伝えました。するとハウスメーカーの側から「こんなのがあるよ」と教えてもらったのが、タイマー付きのスイッチです。
室内の照明2か所と外構照明の、合わせて3か所ぶんをオプションで追加しました。
私の考えです。商品名を知らなくても、やりたいことを先に言えば道具は提案してもらえると感じました。何を付けるかより、何に困るかを伝えるほうが早かったです。
電気図面の窓際にあった「タイマー付」
図面では、スイッチの横に「タイマー付」と書かれていました。
電気図面=照明やスイッチ、コンセントの位置を描いた図面です。我が家の図面では、リビングの窓際に黒丸のスイッチ記号が3つ並んでいます。

オレンジの枠は、私があとから付けたものです。
スイッチから伸びる線は、窓際のダウンライトと「外部照明用」の矢印へつながっています。この3つで、室内の照明2か所と外構照明を操作する計画でした。
「タイマー付」は記号ではなく、文字で書き添えられていました。図面と実物を照らし合わせるとき、手がかりになるのはこの書き込みです。
一方で、スイッチの枠が何列になるかまでは描かれていません。図面から分かるのは、どの場所に何のスイッチが付くかまででした。
引き渡し日に付いていた普通のスイッチ
引き渡しの日、3つとも普通のスイッチでした。
気づいたのは、引き渡しの日に行った最終チェックです。我が家は日程がきつく、引き渡しと同じ日に最後の確認をしていました。
この日は、電気図面にあるはずのコンセントが無いことも見つかっています(入居直後にやること9選)。スイッチも、後日交換してもらうことになりました。
1回目の交換までは、普通のスイッチで毎晩手で点けて消していました。タイマーにしたかった理由の1つを、そのまま続けていたことになります。
1回目の交換で付いたタイマー付き2個
1回目の交換で付いたタイマー付きは、2個だけでした。
交換工事が入ったのは、2023年2月の終わりです。引き渡しの翌々月で、その日の写真が残っています。

壁のプレートが外され、床には開けた箱と外した部品が置かれています。窓の横の、図面で「タイマー付」とあった場所です。

近づいて撮ると、枠は横に2列でした。左の列はタイマー付き1個で埋まり、右の列には普通のスイッチがまだ残っています。
工事が終わったとき、壁のタイマー付きは2個でした。3個目は付きませんでした。
外構照明を操作できなかった期間
付かなかった1つは、外構照明のスイッチでした。
タイマー付き2個は室内の照明につながり、外構照明を操作するスイッチが壁から無くなりました。
2回目の交換まで、アップライトは点けられないままです。タイマーにするための工事で、手で点けることもできなくなりました。
壁の穴を広げて3列にした2回目の交換
2回目は、壁の穴を広げて3列並びにしました。
3個目を並べるには、枠を3列にする必要がありました。
2回目の工事では、スイッチの入る壁の穴を横に広げています。工事に来た電気屋さんからは「柱の無い部分なので、穴を広げるのは大したことではない」という話でした。

いまは横長のプレートに、タイマー付きが3個並んでいます。この3個で、室内の照明と外構照明を操作しています。
タイマー付き1個で縦1列を使う大きさ
我が家のタイマー付きは、パナソニックのスイッチです。
メーカーの公式ページは、この商品に合うプレートを「スイッチプレート・1連用」としています。
1連=スイッチの枠の縦1列ぶんです。
写真を見ても、タイマー付きは1個で縦の列を丸ごと使っています。
タイマー付きを3個並べるなら、3連の枠が要ります。
2列の枠に入ったのが2個までだったのは、この大きさのためです。
スイッチの大きさは商品によって違います。普通のスイッチにも大きいものと小さいものがあり、同じシリーズのタイマー付きにも、横にスイッチを1つ足せる型があります。ここに書いたのは、我が家に付いた商品の話です。
2回の交換費用はどちらも0円
2回の交換で、私が払ったお金はありません。
図面どおりに付いていなかったので、交換は2回とも無償でした。穴を広げた工事の分も、請求はありません。
壁の中の配線につなぐスイッチの交換は、施主が自分でできる作業ではありません。電気工事士法施行令の第1条は、資格の要らない「軽微な工事」のうちスイッチに関わるものを、コード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事に限っています。
資格の線引きは、照明を施主支給したときにも調べています(ダクトレールを施主支給した記録)。図面と違っていたなら、直すのは建てた側に頼むことになります。
この交換は、入居後の修理費の記録には入れていません。入居後に壊れたものではなく、引き渡しの日に見つけた図面との違いの手直しだからです。
図面と違う位置に床下収納の開口が開いていたときも、直す費用はかかりませんでした(床下収納の開口が図面と違う位置に開いていた記録)。図面と違うところは、見つけて伝えれば直してもらえた、というのが我が家の経験です。
手で点け消ししなくなった今の外構照明
いまは外構照明を手で点け消ししていません。
点けるのも消すのも、3個のタイマー付きに任せています。毎晩手で点けて消していた作業は、もうやっていません。

スイッチそのものの使い方と選び方は、次の記事で紹介します。アップライトを含む外構工事にいくらかかったかは、別の記事にまとめています。

図面の段階と引き渡し日に確かめる2つ
確かめる機会は、打ち合わせと引き渡しの日の2回です。
- 打ち合わせで、枠が何列になるかを聞く。タイマー付きを並べるなら、プレートが何連になるかを確認します。我が家の図面には、枠の列数までは描かれていませんでした
- 引き渡しの日に、書き込みのあるスイッチを押す。電気図面の「タイマー付」のような文字を探し、その場所のスイッチを実際に確かめます。我が家のタイマー付きは、カバーに「タイマー」の文字が印刷されています
我が家が引き渡しの日に気づけたのは、図面を持って最終チェックをしていたからです。見た目がよく似たスイッチでも、書き込みと1つずつ照らし合わせれば違いは分かります。
私の考えです。図面に書いてあることは、付いているはずのことです。付いているかどうかは、施主が自分の目で確かめるまで分かりません。
我が家1棟の記録という限界
ここに書いたのは、我が家1棟に起きたことです。急ぐ方は次の見出しまで飛ばしてください。
限界を4つ挙げます。
- 1社・1棟の話です。同じハウスメーカーでも、現場と担当者が違えば対応は変わります
- 無償で直ったのは我が家の場合です。図面と違っていたことがはっきりしていたうえでの話です
- 「1個で縦1列」は我が家に付いた商品の話です。スイッチの大きさは商品によって違います
- 穴を広げた工事の話は、我が家の壁のことです。電気屋さんの説明は「柱の無い部分なので」という前提つきでした
タイマー付きスイッチでよくある質問
- 図面と違うスイッチが付いていたら、直してもらえますか
-
我が家は引き渡しの日の最終チェックで見つけ、ハウスメーカーに交換してもらいました。交換は2回かかりましたが、費用は2回とも0円です。図面と違っていたことが前提なので、自分の図面と照らし合わせて伝えるのが出発点になります。
- タイマー付きのスイッチは、普通のスイッチと同じ大きさですか
-
商品によります。我が家のパナソニックのタイマー付きは、メーカーの公式ページで合うプレートが「スイッチプレート・1連用」とされていて、1個で枠の縦1列を使います。3個並べるために、2回目の交換で壁の穴を広げて3列にしました。
- 外構照明のスイッチは家のどこに付けましたか
-
リビングの窓際の壁です。室内の照明2か所のスイッチと並べて、タイマー付きを3個付けています。電気図面では、そのうちの1つから「外部照明用」へ線が伸びていました。
- 引き渡しの日には何を確かめればいいですか
-
電気図面にある「タイマー付」のような書き込みを探して、その場所のスイッチを実際に確かめることです。我が家は引き渡しの日の最終チェックで、3つとも普通のスイッチだと気づきました。
図面と違ったスイッチの交換のまとめ
外構照明をタイマーで点けたくて付けてもらったスイッチは、3個そろうまでに交換が2回かかりました。
要点は4つです。
- 図面には「タイマー付」と書かれていた。リビングの窓際の3つで、室内の照明2か所と外構照明を操作する計画だった
- 引き渡しの日は普通のスイッチだった。最終チェックで見つけ、2023年2月25日の1回目の交換ではタイマー付きが2個だけ付いた
- 2回目で壁の穴を広げて3列にした。パナソニックの公式ページでは、このタイマー付きに合うプレートは「1連用」
- 交換は2回とも0円。いまは外構照明を手で点け消ししていない
図面に書いてあっても、そのとおりに付いているとは限りません。引き渡しの日に、書き込みのあるスイッチを1つずつ押してみてください。
次の記事では、このスイッチそのものについて書きます。

出典一覧
- パナソニック「あけたらタイマ(2線式)|コスモシリーズワイド21」/適合プレート(スイッチプレート・1連用)と、防犯についての記載
- 電気工事士法施行令 第1条(軽微な工事)/昭和35年政令第260号
- スイッチの位置と「タイマー付」の書き込みは我が家の電気図面、日付は写真の撮影日時より(2023年2月25日・2026年9月20日)
- パナソニックの公式ページは2026年9月21日、法令は2026年8月28日に取得・確認
