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    補助金40万円に対して申請費が40万円だった

    補助金40万円に対して申請費が40万円だったという我が家の資金計画書の記録

    我が家の資金計画書は、補助金で40万円が引かれ、その申請費で同じだけ足されていました。
    この記事は約9分で読めます。

    補助金の話は、たいてい「いくらもらえるか」で終わります。

    私が見落としていたのは、その反対側でした。もらうための手続きにも、お金がかかります。

    2021年に受け取った我が家の資金計画書には、補助金のマイナスと、申請費のプラスが、離れた欄に別々に載っていました。どちらも40万円です。

    この記事では、その実額と、2026年のいま何を確認すればいいかを書きます。

    この記事で分かること
    • 我が家の資金計画書に載っていた補助金と申請費の実額
    • 申請費の内訳が分からなかった理由
    • 2026年の制度でいくら戻るのか
    • 2026年7月から必須になった要件
    • 契約前に聞いておくべき3つの質問
    家づくりの導線7段階のうち、この記事が⑤契約の段階の話であることを示す帯図
    目次

    【結論】補助金40万円と申請費40万円

    戻ってくる額と、手続きにかかる額が、ほぼ同じでした。

    2021年にアイ工務店からもらった資金計画書に載っていた金額です。

    項目金額向き
    グリーン住宅ポイント400,000円戻ってくる
    長期優良住宅申請+グリーン住宅ポイント申請費350,000円支払う
    住まい給付金申請費50,000円支払う
    我が家(アイ工務店・2021年の初回資金計画書)の記録。詳しい見積書は既存記事に公開しています

    支払う側を足すと40万円です。戻ってくる40万円と、ちょうど同じ額になります。

    私の考察です。補助金をゼロと考えていたわけではありません。ただ「40万円もらえる」と聞いたときに頭に浮かぶ金額と、手元に残る金額は別だと知っておくべきでした。

    見積書そのものはアイ工務店と初面談時の見積もりで公開しています。

    資金計画書に並んでいた2つの行

    気づきにくかったのは、2つの金額が別の欄にあったからです。

    アイ工務店の資金計画書は、建物請負工事費用・建物諸費用・その他予備費用・土地関係費用の4つに分かれています。

    申請費の2つは「建物諸費用」に入っていました。いっぽう補助金のマイナス40万円は「その他予備費用」のほうに載っています。

    紙の上で離れているので、並べて見ないかぎり相殺だとは気づきません。

    しかも補助金はマイナス表記なので、総額を押し下げる方向に効きます。総額だけを見ていると、その分だけ安い会社に見えます。

    ここまでの要点:補助金と申請費は、同じ書類の別の欄にありました。

    35万円の内訳が分からない理由

    この35万円が何の作業に対する費用なのか、私には分かりませんでした。

    項目名が「長期優良住宅申請+グリーン住宅ポイント申請費」と、2つの申請をまとめた1行になっているためです。

    どちらにいくら配分されているかは書かれていません。聞けば教えてもらえたのかもしれませんが、当時は聞きませんでした。

    そのため「補助金の申請だけで35万円」とは書けません。長期優良住宅の認定は補助金とは別の制度で、住宅ローン控除の枠や地震保険料の割引にも関わります。35万円のうち、いくらがどちらの分なのかは不明です。

    それでも、当時の私は高いと感じました。作業の中身が見えないまま35万円という金額だけが並んでいたからです。

    金額そのものより、内訳を聞かなかったことのほうが心残りです。

    2026年の補助額は最大125万円

    いまの制度は、私が使った2021年のものより金額が大きくなっています。

    国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」では、注文住宅の新築に対する補助額が住宅の性能と地域区分で決まります。

    みらいエコ住宅2026事業の注文住宅新築の補助額。GX志向型住宅は1〜4地域125万円・5〜8地域110万円、長期優良住宅は80万円と75万円、ZEH水準住宅は40万円と35万円

    いちばん大きいのはGX志向型住宅で、寒い地域ほど額が上がります。

    長期優良住宅とZEH水準住宅は、子育て世帯か若者夫婦世帯が対象です。区分ごとの金額は上のグラフのとおりになります。

    金額のほかにも、公式サイトには対象の条件が示されています。

    • 床面積が50㎡以上240㎡以下であること
    • 2025年11月28日以降に基礎工事へ着手した住宅であること
    • 登録された事業者と工事請負契約を結んでいること

    金額が上がったぶん、申請費を引いても手元に残る可能性は高くなりました。ただし、その申請費がいくらかは会社ごとに違います。

    2026年7月からHEMSが必須要件に

    GX志向型住宅を狙うなら、2026年7月に要件が変わった点に注意が要ります。

    公式サイトの告知によると、建築確認申請書をいつ出したかで扱いが分かれます。対象になるのは、提出日が2026年7月1日以降の住宅です。

    その場合、次の3つが必須要件になりました。

    • HEMSコントローラが、JC-STAR★1以上の適合ラベルを取得していること
    • 再生可能エネルギーの機器も、同じラベルを取得していること
    • 蓄電システムを入れる場合も、同じラベルを取得していること

    HEMS = 家で使うエネルギーの量を見える化して管理する仕組みのことです。

    それ以前は、いずれも推奨にとどまっていました。2026年7月から必須に変わっています。

    つまり「うちは標準でHEMSが付きます」という説明だけでは足りません。そのHEMSがJC-STAR★1以上のラベルを取得しているかまで確認する必要があります。

    ここまでの要点:補助額は上がりましたが、満たすべき要件も増えています。

    我が家1棟・2021年制度という限界

    ここに書いた実額は、我が家1棟の資金計画書に載っていた数字です。

    注記が続きます。急ぐ方は次の見出しまで飛ばして構いません。

    • 2021年に受け取った初回の資金計画書の記録です。契約までに金額は動いています
    • グリーン住宅ポイントは2021年当時の制度で、すでに終了しています。いまの制度とは金額も要件も違います
    • 35万円は長期優良住宅の申請費と合算された1行です。補助金の申請分だけがいくらかは分かりません
    • 申請費は会社ごとに違います。我が家の金額が相場だとは考えていません
    • アイ工務店は支店によって扱いが違う場合があります。同じ時期でも別の支店なら金額が違った可能性があります
    • 2026年の制度の金額と要件は公式サイトの記載です。申請期限や予算の消化状況で変わることがあるため、最新の情報を必ず公式で確認してください

    契約前に聞くべき3つの質問

    私が同じ時期に戻れるなら、次の3つを聞きます。

    • 補助金の申請費は、見積書のどの行にいくら載っていますか。補助金のマイナスとは別の欄にあることがあります
    • その申請費は、何の申請に対するものですか。複数の申請が1行にまとまっている場合は、内訳を出せるか聞きます
    • HEMS・太陽光・蓄電池は標準ですか、オプションですか。GX志向型を狙うなら、JC-STAR★1以上のラベルがあるかまで確認します

    とくに1つ目が効きます。補助金の額だけを聞いても、手元にいくら残るかは分かりません。

    3つ目は、要件を満たすための追加費用が出るかどうかに直結します。標準で付いていても、ラベルの条件を満たさなければ補助の対象外です。

    よくある質問

    補助金の申請は自分でできますか

    みらいエコ住宅2026事業では、登録された事業者と工事請負契約を結ぶことが条件になっており、申請も事業者が行う仕組みです。施主が単独で申請する形ではありません。代行費用がかかるかどうかは会社ごとに違うため、契約前の確認をおすすめします。

    申請費の40万円は高いのですか

    相場は分かりません。我が家1棟の金額で、しかも長期優良住宅の申請費と合算された行を含みます。他社の見積書と並べて比べるのが確実です。

    補助金はいつ受け取れますか

    我が家の場合は、資金計画書の段階で総額からマイナスされる形で組み込まれていました。実際の入金や精算の時期は事業者との契約内容によります。公式サイトには完了報告の期限が定められているため、あわせて確認してください。

    HEMSは後から付けても間に合いますか

    要件の対象になるかどうかは、建築確認申請書の提出日で決まると公式サイトに記載されています。2026年7月1日以降に提出する住宅は必須要件です。設計が固まる前に相談しておくほうが安全です。

    まとめ

    補助金は、もらえる額と手元に残る額が違いました。

    • 我が家の資金計画書は、グリーン住宅ポイントが400,000円のマイナス
    • いっぽう申請費として350,000円と50,000円が別の欄に計上されていた
    • 350,000円は長期優良住宅の申請費との合算で、内訳は分からない
    • 2026年の制度はGX志向型住宅で125万円・110万円と金額が大きい
    • ただし2026年7月から、HEMSはJC-STAR★1以上のラベル取得が必須

    「いくらもらえますか」の次に、「そのためにいくら払いますか」を聞く。それだけで見え方が変わります。

    我が家の見積書は、補助金のマイナスも含めた形で全部公開しています。総額がどう見えるかもあわせて確認してみてください。

    出典一覧

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