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    外構工事中もエアコンは使えた|住みながらの1か月で困ったのは車だった

    外構工事中もエアコンは使えるのかという問いに、使えなくなった日は0日だったと答えるアイキャッチ

    外構工事のあいだ、エアコンが使えなくなった日はありませんでした。室外機はブロックで浮かされ、その周りにコンクリートが打たれています。
    この記事は約15分で読めます。

    この記事で分かること
    • 住みながら外構工事をした1か月に、家の中で何が起きたか
    • 土間コンクリートを打つ日、室外機がどう扱われたか(写真3枚)
    • 据付工事説明書が「移設」に何を求めているか
    • エアコンより困った、車と郵便の話

    外構は家の本体とは別の見積もりになります。金額の幅が大きい工事なので、条件を決めてから[PR]外構工事の見積もりを比べてみるのも手です。

    家づくりの7段階を示した導線図。この記事は7番目の「入居後」の話であることを示している
    目次

    【結論】エアコンが止まらなかった1か月

    真冬の1か月、室内は普通に暖かいままでした。

    我が家は家の引き渡しを受けて住み始めたあとに、外構工事が始まりました。真冬にエアコンが使えなくなったら困ると思っていましたが、工事のあいだエアコンが使えなくなった日はありませんでした。

    困ったのは、むしろ車と郵便のほうです。敷地に車を停められない期間があり、近所の駐車場を1か月だけ借りました。

    項目工事の1か月でどうだったか
    エアコン使えなくなった日はなし
    室外機ブロックで浮かせたまま、下にコンクリートを打った
    車敷地に停められず、近隣の駐車場を1か月だけ借りた
    玄関の出入り通れる所を残して、順番に作業してくれた
    郵便ポストが付くまで、クーラーボックスで受け取った
    我が家1棟の記録/工事は2023年1月

    引き渡し3週間後に始まった外構工事

    外構だけが後ろにずれるのは、最初からの予定でした。

    我が家が引き渡しを受けて入居したのは2022年12月です。

    外構工事が始まったのは年が明けてからで、引き渡しからおよそ3週間後でした。

    引き渡しの直後にやったことは、別の記事にまとめています(後悔しないために入居直後にやること9選)。

    工事にかかった期間は1か月ほどです。つまり正月明けからひと月ほど、住んでいる家の外に職人さんが出入りしていたことになります。

    なぜ引き渡し後になったのかというと、そういう段取りだと最初から聞いていたからです。外構をどうするか決めかねて後ろ倒しになった、という経緯ではありません。

    外構は、家の本体工事費とは別の見積もりで動きます。我が家の見積書でも、本体工事費のほかにかかったお金の一部として並んでいました(注文住宅の本体工事費のほかに485万円かかった)。

    実際にかかった額は税込297万円でした。見積書に仮置きされていた金額の、倍以上になっています。

    どこでそうなったのかは、別の記事にまとめました(外構の見積もり120万円が実額297万円)。

    ブロックで浮かせたまま打たれた土間

    室外機は動かされず、その下だけが変わりました。

    写真は2023年1月の撮影です。地面には鉄筋のメッシュが敷かれ、コンクリートを打つ準備ができています。

    土間コンクリートを打つ前の地面。鉄筋のメッシュが敷かれ、黄色い養生シートで包まれた室外機がブロックの上に浮かせて置かれている(2023年1月6日14時20分撮影)

    室外機は黄色い養生シートで包まれ、小さなブロックを積んだ台の上に載っています。外壁も腰から下まで養生され、室外機から壁のほうへ伸びる管は、外されずに保護が巻かれた状態です。

    2分後に撮った引きの写真では、養生フィルムが貼られたままの支柱がすでに立っています。地面をならす機械と一輪車も写っています。

    我が家の外構は、駐車場の土間コンクリート・目隠しフェンス・タイルデッキ・アップライト照明を一式で頼んだものです。

    外構工事中の家の外まわり。目隠しフェンスの支柱が立ち、メッシュを敷いた地面の奥に養生された室外機が見える(2023年1月6日14時22分撮影)

    次は同じ日の夕方です。コンクリートが打たれ、表面がならされています。室外機は同じ場所で、ブロックの上に載ったままでした。

    コンクリートを打ち終えた同じ場所。表面がならされ、養生された室外機がブロックの上に載ったまま残っている(2023年1月6日16時29分撮影)

    メッシュを敷いた写真と、打ち終えた写真の時刻の差は2時間ほどです。半日のあいだにここまで進み、そのあいだ室外機はずっとそこにありました。

    撮影時刻はいずれも2023年1月6日で、メッシュの写真が14時20分44秒と14時22分55秒、打ち終えた写真が16時29分32秒です。掲載にあたって位置情報は除去しています。急ぐ方はこの囲みを飛ばして大丈夫です。

    私は事前に「この日は室外機を浮かせます」と聞いていません。気がついたらそうなっていました。打ち合わせの段階で「エアコンは問題なく使えます」と言われていたので、その言葉どおりに進んだのだと思っています。

    移設にフロン類の回収を求める説明書

    浮かせることと移設することは、別の作業です。

    三菱電機のルームエアコンの据付工事説明書には、表紙にこう書かれています。

    「家庭用エアコンにはGWP(地球温暖化係数)が675のフロン類(R32)が封入されています。地球温暖化防止のため、移設・修理・廃棄などにあたってはフロン類の回収が必要です」。

    GWPは、二酸化炭素を1としたときの温室効果の大きさを表す数字です。R32はエアコンに入っている冷媒の名前で、配管の中を回っています。

    同じ説明書には、移設のときの手順も載っています。「移設または廃却時に、環境に配慮して冷媒を大気に放出しないため」という書き出しで、ポンプダウンという作業の手順が並んでいます。

    ポンプダウンは、配管の中の冷媒を室外機の中へ集める作業です。警告欄には「ポンプダウン作業では、冷媒配管を外す前に圧縮機を停止する」とも書かれています。

    浮かせる移設する
    冷媒配管つないだまま外す
    冷媒(フロン類)そのまま回収が必要
    運転続けられる作業中は止まる
    我が家こちらしていない
    出典:三菱電機 三菱ルームエアコン 据付工事説明書(JG79A969H01)/2026-09-17 取得

    我が家の室外機は、配管がつながったまま養生され、ブロックの上に載せられていました。冷媒を抜く作業が挟まっていないので、エアコンは動き続けられます。

    ここで引いた据付工事説明書は、MSZ-ZD/HXVシリーズのものです。我が家に付いている機種のものではありません。寸法や手順は機種ごとに違うので、実際に据え付ける機種の説明書で確かめてください。急ぐ方は次の見出しまで飛ばして大丈夫です。

    強固な台と囲いで変わる室外機の置き場所

    説明書は、置き場所そのものにも条件を出しています。

    据付場所の選定の欄には「室内機・室外機は水平に据付けしてください」とあります。室外機の項目には「運転音や振動が増大しないような丈夫な壁や強固な台を選定してください」とも書かれています。

    外構工事は、まさにこの台と周りを作る工事です。土間コンクリート、タイルデッキ、目隠しフェンスは、どれも室外機の足元か周囲に関わります。

    囲いについても記述があります。「4方向を壁で囲われた狭いベランダに据付けする場合、少なくとも下図のようにスペースをあけてください」として、風の出口側に200mm以上といった寸法の図が載っています。

    その図の注には、性能への影響が書かれています。「風通しが悪くショートサイクルが起きやすい場合は、冷暖房能力および消費電力が10%程度悪化する場合があります」。

    ショートサイクルは、室外機が吐いた空気をそのまま吸い込んでしまう状態です。電気代に関わる話なので、目隠しを立てるときは頭の片隅に置いておくとよいと思います。

    我が家の室外機は、工事が終わったあとタイルデッキの上に落ち着きました。写真のとおり、4方向を壁で囲うような置き方ではありません。

    そもそも室外機の位置は、間取りが固まったあとに決まったリビングのエアコンの裏側です。壁のどこに室内機を掛けるかで、外に出る場所もほぼ決まりました(エアコンの風が当たる席が1つある)。

    ここまでの要点。室外機は配管をつないだまま浮かされ、エアコンは動き続けました。ここから先は、エアコン以外で実際に困ったことの話です。

    車と郵便で足りなかった1か月

    不便だったのは、家の中ではなく敷地の外でした。

    近隣に1か月だけ借りた駐車場

    駐車場の土間コンクリートを打つということは、その場所に車を置けないということです。掘って、敷いて、打って、固まるまでの全部が終わらないと戻せません。

    我が家は工事のあいだ、敷地に車を停められませんでした。近所の駐車場を1か月だけ借りて、そこから歩いて帰る生活をしていました。

    これは事前に分かっていれば準備できる種類の不便です。ただ、月極の駐車場は空いていなければ借りられないので、着工が決まった時点で近所を見ておくほうが安心だと思います。

    玄関からの出入りについては、業者さんが考慮してくれました。通れるところを残して、順番に作業を進めてくれたので、家に入れない日はありませんでした。

    ポスト代わりにしたクーラーボックス

    外構工事が終わるまで、我が家にポストはありませんでした。

    我が家のポストは宅配ボックスと一体になっていて、外構工事で設置されるものでした。つまり工事が終わるまで、郵便物を受け取る箱が玄関前に無い状態です。

    そこで置いたのがクーラーボックスです。上棟の日に差し入れの飲み物を冷やすのに使ったものと同じものを、玄関先に出しておきました(上棟の差し入れでお茶が残った理由)。

    ふたが閉まって、雨が入らず、風でも飛びにくい箱であればよかったのだと思います。専用のものを買い足す必要はありませんでした。

    郵便や宅配をどう受けるかは、引き渡し後に外構をする家で起きる問題です。住み始めた日から郵便物は届くのに、受ける箱は工事の終盤まで付きません。

    500万円未満なら許可が要らない工事

    外構は、頼める会社の幅がとても広い工事です。

    建設業法3条1項は、建設業を営む者に国土交通大臣または都道府県知事の許可を求めています。ただし、そのあとにただし書きがあります。「ただし、政令で定める軽微な建設工事のみを請け負うことを営業とする者は、この限りでない」。

    その軽微な建設工事が何かは、建設業法施行令1条の2で決まっています。「工事一件の請負代金の額が五百万円(当該建設工事が建築一式工事である場合にあつては、千五百万円)に満たない工事」です。

    我が家の外構工事は税込297万円でした。建設業の許可がなくても請け負える金額の範囲に、まるごと収まっています。

    これは、外構の会社を悪く言う話ではありません。許可の要否と工事の良し悪しは別で、我が家の工事も1か月きちんと進みました。

    ただ、入口の条件が広いということは、価格も進め方も会社によって開くということです。

    実際に我が家は、アイ工務店の見積書に仮置きされた120万円(税抜)に対して、税込297万円を払いました。

    倍率にすると2.25倍。

    そして私は相見積もりを取っていません。ハウスメーカーの提携業者に一式で頼み、比べないまま契約しました。だから「297万円が高かったのか安かったのか」を、いまでも判断できません。

    引き渡し後に外構をするなら、家が建っているあいだに外構だけを別に比べる時間があります。我が家が使わなかったのは、その時間です。

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    我が家1棟・真冬1か月という限界

    この記事で言えるのは、我が家1棟で起きたことだけです。

    ここは確認できていないことの一覧です。急ぐ方は次の見出しまで飛ばして大丈夫です。

    • エアコンが一度も止まらなかったかは、分単位では確認していません。使えなくなった日がなかった、というところまでです
    • 室外機を何センチ浮かせたのか、台に使われた部材が何なのかを測っていません
    • 養生や室外機の扱いについて、契約書にどう書かれていたかを確認していません
    • 工事期間の1か月と、引き渡しからの3週間は、私の記憶によるものです。日付まで残していません
    • すべての外構会社が同じ扱いをするとは限りません。我が家はハウスメーカーの提携業者1社の工事です
    • 工事の順番や日数は、敷地の広さ・季節・工事の中身で変わります

    引き渡し後の外構で確かめる3つ

    着工前に聞いておけば、準備できることばかりです。

    • 室外機をどう扱うか。配管をつないだまま浮かせるのか、外して動かすのか。外すなら冷媒の回収が要るので、エアコンが止まる時間が生まれます
    • 車をどこに置くか。敷地に停められない期間が何日あるかを聞き、必要なら近所の駐車場を早めに探します
    • ポストと宅配ボックスがいつ付くか。外構工事に含まれるなら、それまでの受け取り方法を先に決めておきます

    3つとも、答えを聞くだけなら打ち合わせの数分で済みます。聞かないまま当日を迎えると、真冬や真夏には生活そのものに響きます。

    よくある質問

    外構工事中もエアコンは使えますか

    我が家は1か月の工事のあいだ、使えなくなった日はありませんでした。室外機は配管をつないだまま養生され、ブロックの上に浮かせて置かれていました。ただし工事の中身によっては室外機を外す場合があるので、着工前に聞いてください。

    外構工事で室外機を動かしてもらえますか

    配管をつないだまま少し浮かせる扱いと、配管を外して場所を変える移設は別の作業です。三菱電機の据付工事説明書は、移設にあたってはフロン類の回収が必要だとしています。どちらになるかで、エアコンが止まる時間があるかどうかが変わります。

    外構工事は引き渡し後でも大丈夫ですか

    我が家は引き渡しのおよそ3週間後から1か月ほどかけて工事をしました。家の中の生活で困ったことはありませんでしたが、車を敷地に停められず、近所の駐車場を借りています。住みながらになるぶん、車と郵便の段取りが必要です。

    住みながらの外構工事で先に用意しておくものは何ですか

    我が家に必要だったのは、車を置く場所と、郵便物を受ける箱の2つでした。駐車場は近所で1か月だけ借り、郵便はポストが付くまでクーラーボックスで受けています。どちらも着工前に分かっていれば準備できるものです。

    住みながらの外構工事のまとめ

    心配していたエアコンは、最後まで普通に動きました。

    • 引き渡しのおよそ3週間後から、1か月ほど住みながら外構工事をした
    • 真冬の工事だったが、エアコンが使えなくなった日はなかった
    • 室外機はブロックで浮かされ、その周りに土間コンクリートが打たれた
    • 据付工事説明書は、移設にあたってフロン類の回収を求めている
    • 困ったのは車と郵便で、駐車場を1か月借り、ポスト代わりにクーラーボックスを置いた
    • 外構は500万円未満なら建設業の許可が要らない工事で、頼める会社の幅が広い

    住みながらの1か月で分かったのは、家の中は思ったより普通だということでした。準備が要るのは、敷地の外の段取りのほうです。

    そして金額のほうは、いまも答え合わせができていません。比べる機会は引き渡し後にもあったのに、使わなかったからです。

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    引き渡し後に外構を控えている方は、室外機と車と郵便の3つだけ先に聞いておいてください。それだけで、1か月の生活はずいぶん変わります。

    出典一覧

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