外構と室内の照明は、壁のタイマースイッチが毎日決まった時刻に点けて消しています。設定を変えるのは年2回だけです。
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毎晩、玄関まわりの照明を手で点けて、寝る前に消す。その作業をやめたくて、我が家はタイマー付きのスイッチを付けてもらいました。
付いていたのはパナソニックの「あけたらタイマ」で、液晶にWTC5332と印字されています。そろうまでに交換が2回かかった経緯は、別の記事にまとめました(外構照明のスイッチが図面と違った)。
この記事では、そのスイッチを実際にどう動かしているかを書きます。メーカーが前に出している使い方と、我が家の使い方は違っていました。
【結論】定刻で毎日動かしている3個
3個とも、毎日同じ時刻で動かしています。
| 照明 | ふだんの動かし方 | 操作できる場所 |
|---|---|---|
| 外構のアップライト | タイマーで自動。手で操作する日もある | リビングの窓際 |
| 室内の照明(1か所目) | タイマーは動かしたまま、在宅中は手で操作 | リビングの窓際と玄関側 |
| 室内の照明(2か所目) | タイマーは動かしたまま、在宅中は手で操作 | リビングの窓際と玄関側 |
外構のアップライトは、植えた木を下から照らす照明です。駐車場やフェンスと一緒に、外構工事の一式に入っていました(外構の見積もり120万円が実額297万円)。
室内の2か所は、タイマーの設定を入れたまま使っています。帰宅した夜は手で点け、寝るときに手で消します。
メーカーが薦める留守番との違い
同じタイマーに、動き方が2つあります。
パナソニックの公式ページは、この商品を「ハンドルをあけると留守番タイマに」と説明しています。続けて「簡易防犯におすすめです」とあり、売り文句の中心は留守のときに在宅を装う使い方です。
ところが同じメーカーのよくある質問には、動作が2種類あると書かれています。
留守番タイマ:設定された時刻の前後30分の間で毎日ランダムに照明を点灯・消灯させ在宅を装います。
定刻動作:設定された時刻通りに毎日照明を自動的に点灯・消灯させることができます。
(パナソニック よくあるご質問/2026年9月24日に確認)

我が家が使っているのは定刻のほうです。毎晩の点け消しをやめるのが目的だったので、時刻がずれるランダムの動きは必要ありませんでした。
防犯の効果は確かめようがありません。メーカーも「この商品は侵入や盗難等を阻止するものではありません。」と書いています。
ハンドルを開けると出てくる設定ボタン
閉じているあいだは、普通のスイッチに見えます。

ハンドルを開けると、液晶と4つのボタン(▽△・設定・タイマー)が出てきます。カバーの裏には、設定のしかたが印刷されています。
入時刻・切時刻・遅れ時間は、「設定」を3秒押してから順番に決めていきます。動作の選び方は、「タイマー」を押して液晶の▼印を解除・留守・定刻のどれかに合わせる方式です。
設定を入れたあとは、カバーを閉じても設定は生きています。我が家はふだん閉じたままで、その状態で毎日動いています。

季節で年2回だけ変える入と切の時刻
定刻は毎日同じ時刻なので、季節でずれていきます。
暗くなる時刻は、1年のあいだに大きく動きます。国立天文台の暦要項で、東京の日の入りを見てみます。
| いつ | 日付 | 日の入り |
|---|---|---|
| いちばん早い日 | 12月7日 | 16時28分 |
| いちばん遅い日 | 6月30日 | 19時01分 |

差は2時間33分です。夏の設定のままで冬を迎えると、暗くなってから点くまでに間ができます。
そこで我が家は、年に2回だけ入と切の時刻を変えています。ハンドルを開けてボタンを押すだけなので、1回の作業は短く済みます。
何時に点けて何時に消しているかは書きません。防犯のために使っている照明だからです。日の入りの時刻は東京のもので、我が家の地域の値ではありません。
手で点けても翌日に響かない上書き
手で操作しても、翌日は設定どおりに戻ります。
タイマーを入れていても、途中で手を出したくなる日はあります。来客がある日や、暗くなる前に外へ出る日です。
パナソニックのよくある質問は、手で操作した場合の動きを2つとも示しています。入時刻より前に手で点けた場合は「設定時間に自動で消灯します」、点いているときに手で消した場合は「設定時間に自動で点灯します」と書かれています。
室内の2か所は、この動きを前提に使っています。タイマーは入れたままにして、在宅中は手で点け消しする形です。
外構のアップライトも同じで、基本は自動、必要な日は手で操作します。毎晩の点け消しという作業そのものは、もうありません。
玄関側からも消せる2か所目のスイッチ
室内の照明は、2か所から操作できます。
我が家は、玄関からリビングに入ったところにも同じ照明のスイッチがあります。そちらはタイマーの付かない見た目のスイッチです。
リビングが広いので、入り口と窓際の2か所から点け消しできるのは助かります。奥まで歩いてから消しに戻る、ということが起きません。
2か所から操作する配線は、メーカーの説明では組み合わせが決まっています。
1か所だけで操作するなら、タイマー側の1個で足ります。
2か所で操作するなら、専用の子器が要ります。
「あけたらタイマ(2線式・親器・3路配線対応形)のWTC5332Wは、3路スイッチと組み合わせできますか。」という質問に対し、パナソニックは「できません。専用子器(WT5652、WT5654)以外、接続できません。」と答えています(2026年9月24日に確認)。
我が家の玄関側のスイッチは、型番を確かめていません。見た目はタイマーの付かない普通のスイッチですが、メーカーの説明にある専用子器にあたるものだと私は考えています。
初期設定5秒の遅れ消灯を0秒に
初期設定のままだと、押してから遅れて切れます。
この商品には「遅れ消灯」という機能が付いています。スイッチを切ってもすぐには消えず、少し経ってから消える動きです。
公式の仕様では、設定できるのは0秒から5分までです。
そして初期設定は5秒になっています。
同じ仕様表には「短時間の壁スイッチのON・OFF操作で点灯状態が切り替わる機能の付いた照明器具を接続する場合は、0秒に設定してください。」という注記もあります。
我が家は0秒に変えました。押した瞬間に切れるので、普通のスイッチと同じ感覚で使えます。
付けてすぐの頃は、押しても切れない数秒が気になりました。これから付ける方には、最初に遅れ消灯の設定を確かめることをおすすめします。
停電のあとに出てくる12:00の表示
停電すると、現在時刻を入れ直すことになります。
公式の仕様には「停電して復旧時、現在時刻のみ再設定が必要です。」と書かれています。カバーの裏のラベルにも、停電などのあとは緑のランプが高速点滅してタイマーが動かないこと、▽△を押して現在時刻を合わせることが印刷されています。
我が家で停電から復旧したときは、液晶が12:00になっていました。入と切の時刻は消えていないので、直すのは現在時刻だけです。
ただしスイッチは3個あるので、3個とも開けて合わせることになります。
時計の精度は公式で月差±30秒とされていて、ふだんのずれは気になりません。
希望小売価格12,500円という値段
本体は12,500円、プレートは260円です(いずれも税抜)。
| 品番 | 希望小売価格(税抜) | 役割 |
|---|---|---|
| WTC5332W | 12,500円 | あけたらタイマ本体(2線式・親器・3路配線対応形) |
| WT5652 | 3,500円 | 2か所から操作するときの専用子器 |
| WTC7101W | 260円 | スイッチプレート・1連用 |
これは希望小売価格で、我が家が払った額ではありません。我が家のタイマー付きは新築時のオプションで、工事費を含めてハウスメーカーの見積書に入っていました。
電気の条件も公式に出ています。定格は3A・100V ACです。
消費電力は1W以下とされています。
交換は電気工事士の工事という線引き
壁の中の配線につなぐ交換は、施主の作業ではありません。
電気工事士法施行令の第1条は、資格の要らない「軽微な工事」のうちスイッチに関わるものを、コード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事に限っています。壁に埋まったスイッチの取り替えは、その範囲に入りません。
我が家のスイッチも、交換は2回とも電気屋さんが来てくれました。同じ線引きは、照明器具を施主支給したときにも調べています。

我が家1棟・1品番という限界
この記事で書けるのは、我が家に付いた1つの品番の話だけです。
ここは確かめていないことの一覧です。急ぐ方は次の見出しまで飛ばしてください。
- 照明の電気代を測っていません。タイマーにして電気代がいくら変わったかは分かりません
- 防犯の効果は確かめようがありません。メーカーも侵入や盗難を阻止するものではないと書いています
- 入と切の時刻は書いていません。防犯のために使っている照明だからです
- 日の入りの時刻は東京の値です。我が家の地域の日の入りではありません
- 玄関側のスイッチの型番を見ていません。専用子器にあたるものだと考えていますが、確かめていません
- カバーを閉じても動くのは我が家の実測です。仕組みの説明として公式に書かれているものではありません
入居してからの4年間で、このスイッチが壊れたことはありません。
ほかに直したものの記録は、別の記事にまとめています(入居4年で修理費0円だった家)。
付ける前に確かめておく3つ
打ち合わせで聞けば済むことばかりです。
- 毎日同じ時刻で動く設定があるか。留守を装うランダムの動きだけだと、毎日の点け消しには向きません
- 遅れ消灯の初期設定がいくつか。我が家の品番は5秒で、0秒に変えて普通のスイッチと同じ感覚になりました
- 2か所から操作したいか。その場合は専用子器が要るので、スイッチの位置を図面の段階で決めておきます
電気まわりを図面の段階で指定した話は、ほかにもあります(Wi-Fiルーターを階段下収納に隠して3年8か月)。
タイマースイッチのよくある質問
- 留守番と定刻は何が違いますか
-
パナソニックの説明では、留守番は設定した時刻の前後30分の間で毎日ランダムに点いて消える動き、定刻は設定した時刻どおりに毎日点いて消える動きです。我が家は毎日の点け消しをやめるのが目的なので、定刻で使っています。
- 手で点けたり消したりすると、翌日はどうなりますか
-
設定はそのまま残ります。パナソニックのよくある質問では、入時刻より前に手で点けた場合は設定時間に自動で消灯し、点いているときに手で消した場合は設定時間に自動で点灯するとされています。我が家の室内2か所も、タイマーを入れたまま在宅中は手で操作しています。
- 停電するとどうなりますか
-
公式の仕様では、停電から復旧したときは現在時刻のみ再設定が必要とされています。我が家で復旧したときは液晶が12:00になっていました。入と切の時刻は残っているので、直すのは現在時刻だけです。
- 自分で取り替えられますか
-
壁に埋まったスイッチの取り替えは、電気工事士の工事です。電気工事士法施行令の第1条は、資格の要らない軽微な工事のうちスイッチに関わるものを、コード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事に限っています。我が家の交換も、2回とも電気屋さんが来ています。
定刻で使うタイマースイッチのまとめ
毎晩の点け消しをやめるための道具として、我が家はこのスイッチを定刻で使っています。
要点は4つです。
- メーカーが前に出すのは留守番の使い方。我が家は毎日同じ時刻で動く定刻で使っている
- 設定を変えるのは年2回。東京の日の入りは1年で2時間33分動くので、季節に合わせて入と切を直す
- 手で操作しても翌日は設定どおり。在宅中は手で点け消しして、留守のあいだは自動に任せられる
- 停電のあとは現在時刻だけ入れ直す。我が家では12:00の表示になっていた
付けるかどうかを迷っている方は、打ち合わせで「毎日同じ時刻で動く設定があるか」を聞いてみてください。図面に書いてあっても、そのとおりに付くとは限らないので、引き渡しの日の確認もあわせておすすめします(交換2回・0円の記録)。
出典一覧
- パナソニック「あけたらタイマ(2線式)|コスモシリーズワイド21」/希望小売価格・定格・遅れ消灯の初期設定・停電時の再設定・防犯についての記載(2026年9月21日取得)
- パナソニック よくあるご質問「留守番動作と定刻動作の違い」(2026年9月24日取得)
- 国立天文台 暦計算室「令和8年(2026)暦要項 東京の日出入」/日の入りの最早・最遅(2026年9月24日取得)
- 電気工事士法施行令 第1条(軽微な工事)/昭和35年政令第260号(2026年8月28日取得)
- 手で操作した場合の動きと、3路配線の組み合わせについては、パナソニックのよくある質問(2026年9月24日に確認)による
- 我が家の使い方・設定の回数・停電後の表示・写真は、2026年9月時点の記録
